財政破綻警戒レベルを引き上げ?

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

気になるニュースがあったので、引用します。

身動きが取れない日銀

日銀、国債購入10兆円超 先週、長期金利抑制で急増

日銀の国債買い入れ額が先週に約10兆9千億円に達し、先々週の約2兆3千億円から急増したことが20日、分かった。欧米の利上げにつられて日本の長期金利が上昇しないよう大量購入したためで、日銀の国債保有残高の伸びが再び加速し、金融政策の正常化が遠のく恐れが出てきた。欧米と日本で金利差が開くと円は売られ円安が進み、輸入価格上昇にもつながる。

先週は、日銀が17日の金融政策決定会合で金利上限の引き上げを決めるとの海外投資家などの思惑から、国債の売り注文が膨らみ、利回りが0.25%を超える場面が目立った。日銀は買い入れ額を大幅に増やして市場の思惑に応戦した。

引用:日銀、国債購入10兆円超 先週、長期金利抑制で急増(共同通信) – Yahoo!ニュース

そして、日本の10年物の国債利回りはこんな感じですね。

う~ん、上がろうとする金利を、日銀の国債買い支え(=事実上の財政ファイナンス)で無理やり目標の0.25%に押しとどめてる感じですね…。

財政ファイナンスを続けて金利を下げないと、余計に景気が悪くなったり国の財政がクラッシュしかねない。

財政ファイナンスをやめて金利を上げないと、輸入物価の上昇を止められない。

こういうジレンマがあって、日銀は身動きが取れなくなっているように私には見えます。

金融政策に経済を浮揚する効果はあるにはあるんだろうけど、それは国の経済が健康体であってこその話。

大昔の「レジェンド」が若い人に口を出しまくって委縮させたり、

政治屋が用意した補助金制度や公共事業でゾンビ企業を延命させてたり、

ゼロリスク万歳で文句ばかり垂れて企業を萎縮させる国民性だったり、

少子高齢化だったり、

…そういう構造上の問題を放置して金融政策だけで物事を解決させようったって、無理ゲーですわなぁ。

生活習慣病を抱えてる人が、生活習慣の改善をやらずに薬ばかり飲んでるようなもんですよ。

この30年、日本がやってきたのはこういうことだと思いますね。

もっと言えば、今の物価上昇はコロナによるサプライチェーンの問題や、ウクライナ危機によって生じている側面もあって、金利を上げたからってそういう問題が解決される訳じゃありません。

今ある問題の多くは国内外の政治の問題であって、金融の問題ばかりじゃないですよねぇ…。

ひょっとしたら財政破綻あるかも?

さて、私はここで政府や日銀がさじ加減を少し間違えれば、日本の財政がクラッシュする事態もあり得るんじゃないかと思い始めてます。

一応一つ断っておきますが、前々から言ってきたように、この手の危機を過度に煽るのはちょっと違うとは今でも思っています。

実際に破綻して大変なことになる確率って、私の感覚的には精々2割とかだと思います。

そうは言っても、私が投資を始めたころや、このブログを書き始めたころと比べれば、一段とヤバい状況になってきたとも思うんですよね。

ぶっちゃけ、前は1割とかだと思ってましたから。

何せ、日銀が身動き取れなくなって、長期金利もジワジワ上昇。

財政ファイナンスの副作用で円安も急激に進んできて、これも無視できなくなってきた訳で…。

よその国が金融引き締めとインフレ退治をやっている今の状況が続く限り、黒田さんが言うように本当に無限に国債を買い支えなんてしたら、それこそ日本円の信用は地に堕ちますよ。

今の金融緩和もどこかでやめないといけませんが、いつ、どういう形で納めて行くのか?

頭の悪い私には、全然イメージ湧かないんだけどなぁ…。

私なんかは、外国の金融引き締めもそう長くは続かないと思っていますが、それでも数年続く可能性は十分にあると思うし、何より、予想は予想なんでもっと長期に渡るかもしれません。

そうなった場合、耐えられるんですかね?

日本円の信用。

…なんで、過度に財政破綻危機を煽るのは違うとは思うけど、以前よりはリスク増しているし、ある程度カネ持ってる人は「ひょっとしたらあるかも」ぐらいの気持ちで備えておいても損はないと思います。

最悪そうなったら、カネ持ってる人にとって怖いのはお国による財産の没収です。

日本でも1946年に緊急金融措置令で財産の没収が行われています。

私の備え

ボールに飛びつくゴールキーパー

特に私はコミュ障かつ無能なんで、経済ショックによる財産没収や失業を喰らってしまうと、二度と今の立場には戻れないと思うんですよ。

稼ぐ能力がある人は良いんですよ。

没収されても、すぐまた貯まるだろうから。

でも私にはそれがありません。

じゃ、私はどうするのか?

もう、ある程度備えていくしかない。

…基本的には、今までやって来たことの延長線上で警戒レベルを少し上げる感じにしようかと思ってます。

ポートフォリオを金融資産のみで組むと国から財産が丸見えなので、財産の一部を素人には価値の算定ができない実物資産に換えて持っておく感じですね。

こういう投資もコレクション趣味と実益を兼ねてずーっとやってきた訳ですが、この度少しウエートを上げようかな…と思う今日この頃です。

ただ、世界的に株価が若干低迷気味なので、今株を手放すのもちょっと気が引けるんですよね。

元々は株価が多少グズグズしようと株を手放すつもりはなかったのですが、日銀の動き見ていると少し不安になってしまいました。

本当なら、逆に株をガンガン買い入れたい局面なんですけどね…。

アッパーマスまでの人は気にせず株を買っちゃいましょう

福利効果を味方につけて資産形成

因みに、財産が世帯で5000万円行っていないなら、こんな資産防衛をする必要なんて全くないと思うんで、これからもガンガン株を買っちゃうのが良いと思いますよ。

というのも、財産没収が行われた過去の事例を見る限り、数千万円以下ぐらいの財産しか持っていない人は、保護してもらえるorダメージがごく軽微のどちらかだからです。

どうせ没収なんかほぼされないんだから、マイナンバーで丸見えになってることなんか気にしないでどんどん株買えば良いと思うし、自分がもっと若くてその立場だったら絶対にそうします。

株価がグズグズしてる時に、インデックス積立てとかで地道に積み立てれば、将来的には間違いなく良いことあると思いますよ。

何より、実物資産では長期パフォーマンスは株式に敵いませんからね。

あと、有能で財産没収喰らってもすぐに再び財産築ける人も同様かと。

ただ、私はお金そこそこ持っていて、かつアカンタレなんで、それなりに災害対策を打っていこうと思っています。