レバナスなんてクソ。もっと良いやり方ある。

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

またまた…刺激的なタイトル付けました。

なんか、タイトルを敢えて荒っぽくするとアクセス伸びるってことに気付いてしまい、味をしめてしまった次第です。

ご容赦を…m(_ _)m

昨今、巷では、Nasdaq100連動型レバレッジ2倍のインデックス投信(通称:レバナス)に投資すべきか否かという議論が巻き起こっています。

平たく、端折って言えば、Nasdaq100の値動きの2倍の値動きをするように組成されたインデックス投信です。

投資ブロガーの間でも意見は真っ二つ。

ホットな話題なので少し取り上げてみたいと思います。

私としては、こんなものよりリスク抑えつつリターン期待できる投資法は他にもある気がしてるんで、その手法を紹介します。

私はレバナスやりません。

まあ、完全ゼロサムゲームのFXや仮想通貨でレバレッジかけて投資するよりは、ずっとマシだとは思います。

レバナス…。

何せ、株式にお金突っ込むと、そのお金使った生産活動が生まれますから。

だから株式は長期で見ればプラスサムでリターンが高いのです!

しかも、Nasdaqと言えば、リスク取って先進的な事業を進めるハイテク企業の宝庫と言える世界最強のマーケット。

だがしかし、結論から先に申し上げますが、私はやりません!

ダメサインを出す女性

理由は大きく言えば2つになります。

  1. 仕組み自体に問題を抱えている:コストやリスクとメリットが釣り合っていない
  2. 運用成績は過去の話:優秀な運用成績を叩き出したのは過去の話で、今後どうなるのかは基本的には分からない。

仕組み自体が抱える問題

まず、レバレッジ投信にありがちな、信託報酬の高さが気になるところではありますね。

1%近い信託報酬取られるのであれば、ほぼアクティブファンドと言っても良いレベル。

短期ならこんなの気にする必要ありませんけど、長期保有するとなればボディーブローみたいにジワジワ効いてきます。

そして、私が一番嫌だなと思うのが、基準価額が上げ下げを繰り返すたびに目減りする性質があるということ。

そりゃ、上げてる時はもちろん良いし、下げる時の破壊力が大きいのもレバレッジかける以上は覚悟の上でやるんで、それは構わないと思うんです。

なんですが…ヨコヨコのレンジ相場が続くと、レバレッジなしの投信では損せずに済むのに、こっちはどんどん基準価額が目減りしていくってのは…ちょっと納得行きません。

なんで、値上がりを倍取れるというメリットに対して、コストやデメリットが大きすぎるというのが私の考えです。

今後どうなるか分からない

レバナス推しの人が根拠として挙げているのが、大体、この20~30年のNasdaqのチャートと、その間レバナスに積み立てしていたらどうなったのか…という話です。

運用成績が抜群に良かったのは事実です。

だけど、これはあくまでも過去の話で今後どうなるのかは基本的には分からないし、そんな不確実性に満ちた世界に構造上の問題抱えたファンドにお金預けて突っ込んで行く…というのはあまりにも危険な気がしてなりません。

大体、同じ過去の話をするのなら、Nasdaqだって2000年のITバブル崩壊の時は奈落の底に突き落とされた訳だし、過去を紐解けば良い話ばかりではなかったはずです。

そして、レバレッジをかければ下落時の破壊力も増す訳ですけど、大丈夫なんですかね?

インデックス⇒実物資産乗換え投資

株式指数を超える運用を目指して私が実践(というか実験)してるのが、

インデックス投信⇒実物資産乗換え投資

です。

ハート形のルビー

何をするのかというと、こんな感じです。

  1. 米国もしくは世界株式型のインデックス投信を積み立てていき、お金を作っていく。
  2. 500~1000万円以上のお金ができたら解約して換金。
  3. 希少価値がピカイチに高いトレジャーアセット系実物資産を買い入れる。
  4. 以下これを繰り返す。

というものです。

トレジャーアセット系実物資産というのは、名画や骨董品、高級時計、宝石など、希少価値が売りで持っていることが富裕層のステータスになるようなコレクターズアイテムのことです。

私の場合は、この中でアンティークコインとカラーストーンを資産運用対象に選んでいます。

そして、このトレジャーアセット系資産というのは、モノは違えど、値動きの特徴としては

  1. 希少価値の高い高額商品ほど値上がりが速い。
  2. 一部のスター銘柄を除けば、投資リターンは株式インデックス投資に劣る。
  3. 値動きが緩やかで価格に下方硬直性が見られる。

という傾向が見られます。

②は投資家にとってはデメリットで、③はメリットと言えます。そして、①は銘柄を選定する時の基準になります。

基本的には守りの資産と言え、リターン狙うものではないんですが、超高額銘柄になると高いリターン「も」狙うことができる…という性質があります。

ただ、攻守ともに隙がない超高額銘柄を買うためには、用意すべき金額の大きさがネックになります。

例えばアンティークコインの場合、コイン商から聞いた話やオークションの実績を見る限り、米国株式や世界株式のインデックスファンドの運用利回りを超えようとするならば、おおよそ500~1000万円程度必要ではないかと思われます。

あくまでも傾向で、もちろん例外はいくらでもありますが、それは割愛します。

こういう性質を持ったトレジャーアセットと、値動きが激しくて価格に下方硬直性もないけど、少額からの投資でそこそこのリターンが期待できる株式インデックス投資を組み合わせることで、それぞれの良いところ取りをしてリスクを抑えつつ高いリターンを狙っていこうという作戦です。

私は、これまで身の丈考えてそんな高額なものには手を出して来ませんでした。

ですが、資産規模が徐々に大きくなってきたので、最近ボチボチこの作戦を取り入れ始めています。

その時換金したのはインデックス投信ではなく個別株なんですが…。

これはコインや宝石でなくても、絵画や高級時計や骨董品などでもやれる投資法だと思うので、自分が興味を持てるものでやってみても良いのかも知れません。

ローテーション戦略

これは最近実験的に始めた投資法で、高橋ダン氏が提唱していたものです。

モノは試しだってことで。

どんな手法かというと、複数のETFやインデックス投信を候補として挙げておいて、過去1か月のリターンが最も高いものに資金を移し替えていくというものです。

私の場合は、

  1. 米国株(S&P500連動型)
  2. 新興国株(MSCI-Emerging連動型)
  3. 先進国REIT(S&P先進国REIT連動型)
  4. 日本円

という4タイプのETFと現金で資金をローテーションさせる戦略を実験しています。

※リンク先の記事を書いた時点から、若干組み合わせる投信の種類を修正しています。

とりあえず、過去には高いリターン叩き出していたようだし、感情を排除するルールを厳格に設けてやるわけなんで、少なくとも今の市場環境では有効で再現性あるんだと思います。

何より、レバナスのように下落相場で奈落の底に突き落とされる心配もない。

因みに、先月末からの株の下落相場も、この投資法だと直前に米国株から現金に退避することができて、下落に巻き込まれずに済んでいます。

なかなかやるなーって思いましたね。

言っても、まだ社畜の給料1か月分ぐらいで味見してる感じですけど、成績が良いなら今後ローテーション戦略取る部隊を増強しても良いのかな…と思っている次第です。

まとめ

自分が実践している投資法の良い面ばかり言ってきましたが、今日取り扱った投資手法の長所と短所をまとめるとこんな感じです。

投資手法長所短所
レバナス・過去20年の運用成績が抜群に良い。
・小さな資産しかなくても大きな利益を狙える。
・ダメな銘柄は指数から弾かれるので、入れ替え戦を含んでいる。
・信託報酬が高く、レンジ相場が続くと評価額が目減りする。
・指数が値下がりした時のダメージが大きく、理屈通りの「ガチホ」は言うほど簡単じゃない。
・運用成績が良かったのは過去の話で、これからどうなるのかは未知数。
インデックス
⇒実物資産乗換え
・金融緩和による「カネ余り」が起きている環境下では有効な手法。
・トレジャーアセットは値動きが緩やかで価格に下方硬直性がある。
・資産のステルス化ができて、預金封鎖や財産課税への対策になる。
・一度資産をトレジャーアセットに換えると、10年オーダーの超長期投資になってしまうし、すぐに換金できない。
・一度に大きなお金を動かす必要があるため、資産規模が小さいとリスク管理上の問題が生じる。
・トレジャーアセットを売買する時の中間マージンが大きい。
・「カネ余り」が起きていない市場環境ではおそらく有効ではない。
ローテーション戦略大きなリスクを取らずに高いリターンを出せる。・常にポートフォリオの見直しやリバランスを続ける必要があり、非常に手間がかかる。
・今後もこの手法が有効なのかは未知数。
※実物資産投資のメリット・デメリットについてはこちら

インデックス⇒実物資産乗換えに関しては、超長期投資になってしまうんで、私の生涯をかけて有効性を確認しようと思っています。

というのも、トレジャーアセット系実物資産をお店で買えば3割程度の中間マージン取られるし、自分でオークションで落札しても1割程度の手数料が取られてしまうんで、これをリターンで跳ね返すには相応の時間がかかってしまうんですね。

結果出たころには死んでるかも(爆)。

あと、ローテーション戦略ってのは確かに良さそうなのですが、気持ち的に結構キツいです。

ルールに従って機械的に売買繰り返していくだけなんで、インデックス投資みたいで非常に退屈なんですが、毎日ETFの値動き見て必要があれば売買して銘柄を入れ替えて…ってルーティン作業だけは発生するので、楽しくないし面倒。

だから私の性格的には心理的に結構キツいです。

でも、そういうのが苦にならない人にはお勧めかもしれませんね。

大きなまとまったお金も要らない。

確かに、株式は長期で見れば高いリターンを叩き出します。

ですが、そもそも投資のリターンって8~9割はアセットアロケーションで決まると言われています。

株式「だけ」で運用しようとすると自ずと限界が出てきます。

天才投資家ならいざ知らず、我々のような凡人が高いリターンを求めるなら、入金額自体を大きくするか、レバナスみたいなものでリスク取るかしなきゃいけません。

ただこれ、やり過ぎて事故ったら地獄に落ちます。

それだったら、コモディティや実物資産や仮想通貨など、他の資産も上手に資産運用に取り入れてみたらどうよ?と思う訳です。

今日は以上です。