個別株の買い方…これだけは押さえろ!

こんにちは、そしてこんにちは。窓際投資家です。

当ブログでは、個人投資家は個別株を買うよりも、インデックス投信を積立で買っていた方が良い…と言い続けてきました。

プロが多数参加している市場平均を、並び居るプロを押しのけて個人投資家が超えるのなんて、基本的には無理ゲーと言えるからです。

だから、インデックス投信で大人しく市場平均確保しとけよと。

ただね…私のポートフォリオは個別株がメイン。

お前、ポートフォリオ殆ど個別株やないか!

言ってることとやってることが違う!

という声が聞こえて来そうです。

まぐれか知りませんが、4年連続でS&P500に勝ってしまって、味しめてるのは確かです。

良くないなぁとは思うんですが…。

まあ、言い訳させてもらうと、やっぱり、自分が発掘した会社が伸びてきた時の喜びって何物にも代えがたいし、インデックス投資では絶対に味わえない幸せなんですよね。

この幸せを一度味わうと、個別株をやめられなくなってしまいます。

投資するのは当然リターン取るためなんですが、こういう部分も多少はあって良いんじゃないかと思ったりはします。

ということで、今回は、

インデックス投資をある程度やってきて、初めて個別株を買ってみようかな?と考えてる人

に向けて、

個別株投資を始めるなら、まずはここだけは押さえておけ!

という情報をまとめてみます。

あんまりエラそうに書いたら叩かれるんだろうけど。

投入金額

手にした大量の札

まず、投入する金額は相場が大きく動いても平常心でいられる金額にしておくことが鉄則です。

何度か書いてきましたが、取っているポジションがメンタルのリスク許容度を超えてしまうと、「損をしたくない」という気持ちから、人間の判断力って著しく下がります。

そうなると、暴落時に狼狽売りしたりして投資成果が台無しになったりしがちです。

メンタルのリスク許容度ってのは人によって違います。

その金額を株に突っ込んで、株価が半分になっても平気でいられるか?1日に1割とか急落しても怖くないか?という基準でまずは考えてみたらどうでしょうか。

基本戦略:年単位の保有が基本

育っていく資産

何度も言ってますが、株式投資は短期ではゼロサムゲーム、長期ではプラスサムです。

投資家が突っ込んだお金使って、企業が生産活動するからです。

これが株式投資最大の魅力で強みと言って良いでしょう。

なので、初心者のうちは勝率が高い中長期投資で、株を年単位で保有していく戦略が無難です。

何より、株式市場にはプロも多数参戦しています。そんな人達相手に短期トレードでゼロサムゲーム仕掛けるなんて、死ににいくようなもの。

放っていたらいつの間にか結構儲かっていた…という状態を狙いましょう。

銘柄選び

元気で勢いのある銘柄を選ぶ

ぶっちゃけ、初心者がファンダメンタル分析だのテクニカル分析だのと、下手に小難しいこと考えたところで、

生兵法は怪我の元

にしかならない気がしています。

まずは、自分の無力さを知ることが大切です。

なんで…最初はこの2点に気をつけるとこから始めるのが良いんじゃないですかね?

まずはこれだけはチェックしよう!
  1. 株価が上昇トレンドにある
  2. 利益or売上げを順調に伸ばしている

この2点を最低押さえておけば、かなりの確率でクソ株を避けることができます。

尚、赤字が出ていても、売上げが順調に伸びてるなら問題ありません。

研究開発費や設備投資が必要な若い有望な会社にはよくあることなんで。

初心者がまず知っておくべきなのは、

売られるには売られるだけの理由があり、買われるには買われるだけの理由がある。

ということ。

株価が下がってきたり、安値放置されてると、特に日本人は割安感から飛びつきがちです。

確かに、インデックス投資の場合は市場全体で見れば下がった株価はいつか戻るので、下げた時に買いに行くのアリです。

ですが、個別株の場合、市場環境の問題だけで下げてるなら買いですが、会社自体に問題があって下げてることも当然ある訳で、こんな時は手を出してはいけません。

この見極めを初心者ができるかって言うとかなり難しいと思うんで、経験ある程度積むまでは売られてる株には手出さないのが無難です。

割安、高配当、ディフェンシブ銘柄は避ける

安値放置された銘柄が見直されて上がることも当然ありますが、上記理由から初心者にはリスクが高いので割安株は避けた方が無難と言えます。

ディフェンシブ銘柄自体は…それ自体が悪いとは思いませんが、ここ最近はインデックス投信というものが存在します。

ディフェンシブに投資したい人は、個別のディフェンシブ銘柄買わずにそっち買っちゃいます。

早い話が、今の市場環境だと個別のディフェンシブ銘柄が買われる理由がないんですね。

高配当株については、大事なのは配当利回りではなく、トータルリターンであるという目線がまず必要です。

そもそも、配当払ってキャッシュがなくなれば、その分企業価値が毀損されて株価は落ちます。

配当を払おうが払うまいが、理論的にはトータルリターンに影響はないんですね。

さらに言えば、事業に伸び代があって経営陣が優秀なら、配当なんか払わずに事業に投資してた方が株主還元になるはず。

それやらないのはなんでよ?って話です。

と言う話をもっと詳しく…って人はリンク先でダラダラ解説してるんで、良かったらどうぞ。

買うタイミング

いつ買うの?今でしょ!

買おうと決めた時、買うお金ができた時に買っちゃえば良い

というのが私の考えです。

ぶっちゃけ、株価が後々どうなっていくのか?なんて話、基本的には誰にも分かりません。

もう少し株価が落ち着いてから買おう…なんて思っていたら、見事に吹き上がってしまって、それを指咥えて見る羽目になるなんてことも。

「押し目待ちに押し目なし」というやつです。

そして、買うタイミング待っていたら、その間に支払われる配当にもありつけません。

それに、多少高値掴みしても、数年経って振り返れば、そんな波ただのノイズでしかないことだって多い。

だから、買おうと決めたら、タイミングは何も考えずに買っちゃえばいいんです(2回目)。

ただし、ある程度時間分散させて何回かに分けて資金を投入することを強く勧めておきます。

後になって考えたら、

あの時買ったの、今考えたら最悪のタイミングだったな…

なんてことはプロでさえいくらでもあるんで、何度かに分けて買ってリスクヘッジしておくことをお勧めします。

売り・撤退のタイミング

普段から、「どうなったら売る」というルールを必ず決めておきましょう。

これ、凄く大事です。

これを決めていないから、多くの投資家が暴落時に狼狽売りして投資成果を台無しにします。

あと、インデックス投資と違い、個別株に永久保有できる銘柄は存在しません。

企業には必ず栄枯盛衰があるので、無闇なガチホは命取りと心得ましょう。

だから、必ず撤退する基準を決めておき、それに該当すれば無慈悲に撤収しましょう。自分で決めたルールはちゃんと守ること!

考え方は色々ありますが、撤退する時は大きく分けて2つあります。

  1. 目標を達成した時
  2. 買う時描いたシナリオが崩れた時

目標を達成した

まずは目論見通り含み益が出て来た時のシナリオです。

初心者なら、まず、自分の都合で構わないので、ここまで儲けたら十分ってラインを決めてください。

例えば、子供の学費が300万円必要だから、100万円で買った株の評価額が300万円になればもう良い…みたいな自分の都合で構わないです。

で、実際にそうなったら欲張らずに撤退しましょう。

後述する、買った時のシナリオが崩れる展開になるまで引っ張って利益を伸ばすって手も当然アリなんですが、その引き際の判断はプロでも難しかったりするので、初心者は欲張らずに自分で決めたラインまで利益伸ばしたら潔く引いてしまった方が手堅いと言えます。

或いは、目標を達成した時点で、半分とか1/3とかを売って投入した元金だけは回収し、残りを放置して更なる利益を狙うってのも手です。

買った時のシナリオが崩れた

絶望する人

逆に、上手く行かなかった時のケースです。

正直、撤退の判断はプロでも難しいので、初心者には結構ハードル高いと言えます。

なのでまずは…

銘柄選びで挙げた項目が2つありましたね?

  1. 株価が上昇トレンドにある
  2. 利益or売り上げを順調に伸ばしている

これに当てはまらなくなったことが確認できたら、無慈悲に損切りに動く…ということをまずはやってみたらどうかな?と思います。

買った理由がなくなったら撤退する

というシンプルだけど筋の通った考えです。

厳密に言えば、この2点だけで判断するのビミョーなとこも当然あります。

世の中全体の景気や市場環境が悪いだけで、会社には何の問題もないケースだってある訳で、そんな時は本当は売ってはいけない。

ただ、初心者がそれ判断できるかと言うと正直キツいと思います。

そして、できもしないことを無理にするのは怪我の元。

まずはシンプルなルールで行った方が失敗少ないと思いますよ。

急騰or急落したら?

株価が急な動きしたら焦りますよね?

だけど、慣れの問題もあるんですが、大なり小なりみんな焦ります。

こんな時に取引しても、思考が正常ではないので失敗しがち。

特に初心者は、そういう時は絶対に取引しないこと。

急騰した時に飛びついて焼かれたり、急落した時に狼狽売りしたりして、投資成果台無しにしがちなんです。

機関投資家の良いカモですね。

繰り返し言いますが、こういう時に慌ててやったアクションって、判断を伴ったものではなく脊髄反射的なものなんで失敗が多いんです。

こういう時は下手に動いては命取り(2回目)

それよりは、何が起きているのか情報収集した方が良いです。

アクション起こすのだとしても、市場が落ち着いてからでいい。

それによって損切りが遅れたり、上昇に乗り遅れたりってのもあるんでしょうが、私の経験上、こうしてるとそれ以上に多くの失敗を未然に防ぐことに繋がる気がします。

まとめ

繰り返しになりますが、私は個人投資家には個別株投資はお勧めしません。

基本的には、個人投資家が市場平均に勝つのは無理と思った方がいいし、中途半端な気持ちで個別株に手出すと怪我じゃ済まなかったりもします。

安定してリターンを取ることのみを考えるなら、何も考えずにインデックス投資してた方がいいし、何も考えずに済むなら空いた頭の容量や時間を別のことに使えるんで、自分の生活や人生においても有益だと思うんです。

そういう事情も踏まえて、既にインデックス投資をやっていてリスク承知でこれから個別株も…という人がもしいたら、参考にしてもらえたらいいかもしれません。

個別株投資にはリターンを超えた魅力があったりするのも確かなんで、興味あったら買うの検討しても良いかもしれませんよ。