ゼロサムゲームに参加してはいけない

2021年12月17日

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

前々回の記事で、

これ避けてさえいれば、投資で大きく失敗することはないっすよ!

というパターンを3つ示しました。

投資で身を滅ぼすパターン3つ

で、今日はそのシリーズの3回目です。

ゼロサムゲームの餌食にならないためにはどうしたら良いのか?

を解説していきます。

対策:ゼロサムゲームには手を出さないこと

これに対処する方針はただ1つ。

とにかく、ゼロサムゲームには参加しないことです。

ゼロサムゲームというのは、市場参加者全ての利益と損失を足し合わせるとプラスマイナスゼロになる投資です。

投機という言い方もできますかね。

この世界では、当然全員が勝者になることはできません。

他人を出し抜くことができたら儲かるし、逆に出し抜かれれば損します。

言ってみたら、札束使ったドツキ合い。

ゼロサムゲームの例
  • 仮想通貨、為替FX、原油、穀物、金…その他コモディティなど、何も生み出さない投資対象への投資
  • スイング・デイトレードなどの短期投資

などがこれに当たります。

投資の世界ではプロが相手

一見、こういった投資は手っ取り早く儲けられそうな感じがするんで、手を出す初心者も多いけど、これが命取りになります。

何度も言うようだけど、市場にはカネも情報もたんまり持ったプロの機関投資家が多数参戦していて、資金力のある彼らがマーケットを動かしています。

ゼロサムゲームの勝者になるには、彼らを出し抜く必要があります。

現実的に考えて、素人にそんなことできますかね??という話です。

例えば、スポーツとか始めても、初心者がオリンピックのメダリストやトッププロと真剣勝負することなんて絶対ありません。

だけど、投資の世界ではヨチヨチ歩きの初心者にもプロが一切の情け容赦なく勝負を挑んできます。

スーツを着て刀を抜いた男性

なので、まずは彼らとまともに勝負することを避ける必要があるんですよね。

出し抜き合いには再現性がない

FXや仮想通貨の取引で

このやり方でこれだけ儲けました!

みんな私のマネして儲けよう!

なんて言いつつ手法公開してるブロガーとかいるけど、

実際にみんながそのやり方マネしたら、その手法無効化します。

実際にはみんながマネしたりはしない…ってのはあるにしても、市場環境が変わればやっぱり手法は無効化します。

という、全く笑えない話がこの裏には潜んでます。

こんなやり方でむっちゃPV取ってて、ブログ本題のFXと言うよりはブログ収益で稼いでるんじゃね?…って人までいますよね。

ここまで来たら詐欺みたいなもんです。

まとめ

まぁ、という訳で…

ゼロサムゲームは避けるべき勝負で、安易な考えで参加してくる素人はプロの養分なんです。

こういう取引に手を出すと、偶然良い思いできることもあるかも知れませんが、同じこと何度も繰り返すうちに

儲かることより、損することの方が多い…

という状態に陥っていきます。

投資はプラスサムになるものに長期で

こういう現実に過剰反応する人たちもいます。

特に、投資を無闇に怖がっている人は、投資全体をこのイメージで捉えていたりしがちで、だから

素人が投資なんかに手出しちゃいけない!

なんてノリだったりする訳ですが、これは誤解です。

じゃ、どうしたら良いのか?

プラスサムになるやり方をすれば良いんです。

プラスサムになる投資としては、以下のようなものが挙げられます。

プラスサムになる投資の例
  • 株式や不動産など、生産活動を行って何かを生み出すものに投資する
  • 長期投資をする

これも何度も言ってますが、投資家から集めたカネで何らかの生産活動を行うものへの投資なら、プラスサムになります。

代表的なものとしては、株や不動産(REIT)です。

当然、クソ株や負動産持っててもマイナスでしかない訳ですが、市場全体の平均値・期待値としてはプラスサムです。

これを長期で持てば、市場価格のノイズを無視できるのでより確実です。

個別の投資対象を選ぶのが難しいなら、買いたい投資対象全体に投資するインデックス投信やETFを買ってしまえば良い。

育っていく資産

また、コモディティや私の好きなトレジャーアセットなんかは何も生み出しません。

だけど、これも長期で持つのであれば、インフレ分の値上がり益には市場参加者全員でありつけることになります。

長期で持っておくってのは、弱者がプロに対抗する有力な手段なんです。

プロだったら決算のたびに数字求められるんで、長期で持っておきたくてもそれができなかったりしますしね。

長期投資ってのは退屈でつまらないし、やってるうちに本当にこれで良いのか?って思ってしまったりします。

なんだけど、

急いてはことを仕損じる

急がば回れ

とはまさにこのこと。

手っ取り早く儲けようなんて考えると、却って資産形成が遠のいてしまうのが投資の世界です。