投資でカモにならないためには
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
前回の記事で、
これ避けてさえいれば、投資で大きく失敗することはないっすよ!
というパターンを3つ示しました。
- 金融機関や保険会社やその他悪質な業者のカモになる
- ゼロサムゲームの餌食になる
- リスクの取りすぎでドボン
今日はその中の、
金融機関その他のカモにならないためにどうしたら良いのか?
を解説していきます。
これだけは覚えておこう
カモにならないために、最低限これだけは押さえておきましょう。
- 投資商品売ってる人も商売でやってる。自分達にメリットがない商品は積極的に勧めない。
- 本当に美味しい話は向こうからはやってこない。向こうから来る美味しそうな話には裏がある。
- 勧められても即決しない。必ず自分の頭で投資判断を下そう。
- 判断丸投げは絶対NG
判断丸投げで起きる悲劇
まず、絶対にやってはいけないのは
投資のことは良く分からないんですけど、どうするのがお勧めですか?
みたいな感じで、営業担当にノープランで投資判断を丸投げすること。
金融機関その他投資商品扱ってる会社の営業マンにこれやってしまうと、かなりの確率で悲劇が起きます。
証券会社や銀行なら、ゴミ投信や悪名高いラップ口座勧めて来ます。
また記事にできればなと思うんですけど、証券会社や銀行で売られてる投資信託って95%以上は検討に値しないクソ投信。
こんなもんに金突っ込んで得するのは金融機関側のみです。
私が実物資産投資でやってるアンティークコインなら、大した価値ないコインをもっともらしい理由付けて高値で売ってくる新興コイン商もいます。
いや、そういう新興コイン商が結構な数います。
不動産投資を電話で勧誘してくる奴らも同じ。
こういう、オツム弱い人からの搾取を狙ってくる連中に共通するのは
自分達が主導権を握ることができたら、顧客のメリットは考えずに自分達にメリットがあるものを売り込む
ということ。
私の同僚には、職場に来る生保レディに勧められるがままに契約しちゃう人が多いけど、これも同じ理屈で有り得ない行為です。
だから家計が火だるまの同僚って結構多いんですよね。
自分から動いて主導権を握ろう
じゃあどうしたら良いのか?
まず、間違ってても良いので
「これ買うのどうだろう?」
「こんなポートフォリオどうよ?」
「こんな投資戦略どうよ?」
というプランを、自分の頭働かせて考えてみる。
その中で、分からないことや懸念点を専門家(営業担当)に質問する。
…私の経験上、これが営業担当の正しい利用方法です。
こうすると、主導権が向こうに行かないんで、割と適切なフォローを受けることができます。
それか、営業は売買手続きするための取次役に過ぎないと割り切って、一切話を聞かない・無視してしまうってのも手です。
その方針なら、例えば株式なら営業担当が付かないネット証券利用しちゃえばいいです。
美味しい話は向こうから来ない
ここからはやや蛇足気味の話です。
ド素人がプロの投資家に対抗する手段として、ここ最近では認知度がかなり上がりつつあるインデックス投資。
当ブログでも、株式投資に関してはインデックス投信の積立てをベースにすべき…との主張を展開してきました。
つまらない手法だし、利回りもそんなに取れないけど、投資の最適解の一つなのは間違いないです。
だけど、ネット証券はともかく、銀行や特に対面証券では未だにインデックス投信を積極的に勧めてくることはありません。
結局、インデックス投信なんか売っても、信託報酬が安くて儲からないからです。
なんで、何も知識ない、これから投資を始めようって人がインデックス投資やろう!となるかって言うと、
営業担当に判断丸投げしてたら、絶対にならない。
初心者なりであったとしても、自分で動いて調べて考えた人だけが辿り着く解なんですよね。
本当に美味しい情報はこっちから取りに行かないと来ない。
受け身でも入ってくる美味し「そう」な情報には裏がある。
ってのは知っておいた方が良いですよ。