努力できるか否かも結局は資質の差
お疲れ様です。窓際投資家です。
また仕事で炎上しました。
ま、こんなのしょっちゅうですが。
自己啓発?何それ美味しいの?
私はぜ~んぜん業務に関する自己啓発をやりません。
法律や条例を読み込んだり、ルールブックを開いて勉強したりってのをマトモな公務員はやるものなんですが、私はやりません。
というか、できません。
兎に角、その手の書籍を読むのが苦痛で耐えられない。
なんで、業務上で「これどうなんだろう?」って思った時だけ該当箇所だけペペッと見る程度のことしかしません。
で、そうやって調べたハズの知識も、それを使わない状況が数か月も続けばアッサリ記憶から消えます。
こんなんだから、いつまで経っても全然スキルアップしていかないんだわ。
はははっ…!
勉強不足で課長にドヤされる
先日も作ってた資料の出来があまりよろしくなくて、課長から説教喰らいました。
お前、何回も勉強しろって言っただろ。
やってる様子ないやん。
やってたらこんな内容にはならんぞ。
性格的な問題あるんは分かるけど、努力ぐらいはできるやろ。
これに対し、私はいつもの気のないカラ返事。
ひたすら「はい」と言うだけ。
課長としては、私のパーソナリティが仕事の障害になっている点は理解しつつも、全然勉強したり努力したりしない私の姿勢が不満なよう。
資料の出来そのものよりも頑張らないことが問題だと。その姿勢が嫌だと。
確かに、コミュ障だったり、価値判断基準がズレていたりするのがあるにしたって、必要な知識を得るために勉強はできる気がします。
そこに性格的な向き不向きは関係ないように思えるし、それすらやらないから、余計にパフォーマンスが落ちるんだろ!
…と、言いたくなるのは自分にも分かります。
資質ない奴は努力までしなくなる
ただ、課長の言い草には妙に違和感があるんですよね。
さっきも言ったように、私は余りに苦痛で仕事に必要な勉強が全然できないし、まるで頭に入ってきません。何かの学習障害じゃないかと思うほど。
だから、「苦痛に耐える」という主観的なファクターまで加えて考えると、「自分なりには」結構頑張ってて、
「頑張らないヤツは俺は嫌いだ!」
なんて言われても強烈な違和感があるんです。
でも、自分は底辺校やFラン大出身ではないし、知的障害や学習障害でもありません。
元々持ってる学習能力自体はそこまで酷いもんじゃないハズで、第三者目線に立てば、そう言いたくなるのも分かるっちゃ分かります。
なんでそうなのかなぁ?
って自己分析しつつ、自分の人生の中で見て来た色んな事例と照らし合わせて考えてみると…
頑張れるかどうかも、結局は性格面の向き不向きに起因する
と思えてきました。
一生懸命努力して勉強しても、性格的な部分で適正がないのなら、その努力や勉強って結果に結びつきにくいんですよね。
勉強して物知りなっても、その知識を活かして上手く行動できないなら、何やっても結果はついてきません。
ビジネスにおいて知識ってのはツール、すなわち武器なんで、武器だけ立派でもそれを扱う人のスキルが相応のものでないと、武器は持てる力を発揮できません。
性格的に適正のない人が知識だけ豊富に持ってる状態は、例えて言うなら、最新鋭戦闘機に下手くそなパイロット乗せるようなもの。
そんな状態で、
頑張って勉強したものの、思ったほど結果がついてこなかった
全然頑張ってないやつにもボコスカ負ける
って経験を何度も繰り返してると、どうなりますかね?
もう嫌になっちゃって、そんな努力やめちゃいませんか?
自己分析した感じだと、今の自分ってこの状態です。こうなる前はそれなりに頑張ってました。
今まで見てきた他のローパフォーマーの多くも、このメカニズムでやる気なくしたんかな?という気が…。
まぁ…他人の頭の中は分からんけどね。
逆に、資質的な部分で適正があるなら、頑張って勉強したり努力したりしたら結果に繋がるし、それが面白いし励みにもなるから、もっと勉強したり努力したりするようになる気がするんですよ。
自分の場合、投資の世界ではこの状態になってると思うんです。
協調性ゼロの性格
何でもかんでも斜に構えて見てしまうひねくれ者
…こういう、サラリーマン生活の足引っ張るパーソナリティが、この世界では武器になりますから。
結局、何やるにしても、まず資質の有無が問われて、その上での努力なんだと思いますね。
もっと突っ込んで言えば、
同じ状況・環境に置かれた時にどれだけ努力できるか?
って部分自体が、持って生まれた遺伝情報でかなりの部分決まっているというデータもあるんですが…。
さいごに、窓際族の愚痴
…分かってますよ。
給料もらってやってる以上は成果出せるように頑張るべきだと私も思うし、
こんな理屈、頑張らない自分を正当化するための屁理屈に近いと思います。実際。
ただ、何て言うんだろう…。
エリサーとまでは言わなくても、人生の中で大きな挫折や苦しい思いを経験してない人って、往々にして自分の恵まれた資質や運の良さに無自覚な傾向はあるように思います。
課長もその1人。
あの人は努力至上主義だし、頑張れば何でも解決できると信じてるようだけど、「それは違うで!」とは言いたいかな。
あと、課長は説教の最後に
「お前には立派な職員になってほしいんや」
と言ってました。
これを聞いた私は、口には出さなかったものの、業が沸きました。
馬鹿じゃねーの、コイツ…
今さら俺が「立派な職員」になって何のメリットがある言うねん!?
少し想像力働かせれば、その程度のこと分かるやろ!
休職経験者なんて、今さら頑張ったところで出世できるわけでもない。
「立派な職員」になること自体は可能かもしれないけど、そうなったとしたら、見返りゼロでこき使われるだけ。
休職経験者のキャリアパスって
見返りもなくこき使われる
窓際族になって後ろ指指される
の二者択一なんですよね。
まぁ…程度にもよるけど、一般論としては…窓際族になってプライベート充実させた方が幾分かマシちゃうの?
「立派な職員」に今さらなって、その先に何があるのかと。
こういう現実は、私と同じように休職歴がある他の職員見てれば分かるはずだし、課長もその点は分かっていると思われます。
分かっててこんなこと言うのが白々しいし腹も立つんだよなぁ…