投資向きの性格&性格別投資戦略

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

投資にも向き不向きがあるよなぁ…と思う今日この頃。

投資家への適正が高い人ってどんな人?

って今日は出張行く電車の中でぼんやり考えてました。

で、今日はこのタイトルのような記事を書くことにしました。

最初に断っておきますが、この記事は…

社会で全く使いモノにならない窓際族が、

上から目線で世間の投資家をああだこうだと評論する、

非常に読んでいて気分の悪い記事になると思われます。

そんなの読みたくねーよ!

と思う人も一定数いるでしょうが、そういう人はここらでリターン願いたい。

さて…

他人の投資ブログ見ていても、お話にならないようなのが本当に多いと感じます。

例えば、コロナ相場の時のレバナス民。

相場好調時にはお祭り騒ぎになってしまって、

「それはマズいよ」

と色んな人が理屈で説明しても、その理屈を彼らの脳みそは受け付けていない感じでした。

理屈を理解できないレベルで頭が悪いのか、ヘンな心理に火が付いて、ある意味で我を失っていたのか。

どっちか知りませんが、今ではすっかり静かになりました。

ご存じの方も多いでしょうが、私自身、やってるのは

インデックス投信の積み立てとか

ハイテクグロース株への長期投資とか

実物資産をBuy and Holdとか

…まぁ、言っちゃなんですが、

あまり深く考えずにしてるところもあるし、

そんな他人にマネできないような難しいテクニック使ってるようには思ってません。自分では。

ただ、そうは言っても、何だかんだ言いつつ、

「大半の投資家が数年以内に退場する」

なんて言われるこの世界で、家が建つほどの含み益を抱えつつ十数年生き残ってるのも確か。

当然、

この10年は何だかんだで相場環境が滅茶苦茶良かったという追い風はあった訳ですが、

それでも、

投資信託に投資している人の半数以上が含み損を抱えている

というデータもあるそうです。

私は平均的な一般人よりかなり優秀な成績納めているのでは?

という気もしないではありません。

自分が意識していないだけで、他人から見ると結構難しいことしているのかもなぁ??

と思ったりもしますね。

不思議なのは、

今回のレバナス民みたく焼かれる人たちが、社会的地位の低い馬鹿ばかりなのか?

というと、そうとも言えないらしいこと。

証券会社の人に聞いた話では、投資でウン千万円の財産を失った人の中には、社会的地位が高い人が結構含まれているらしいです。

逆に、私のようなクズが健闘しているのも不思議っちゃ不思議です。

まぁ、一般人はウン千万円失おうにも、元々それだけのカネ持っていない訳ですがw

確かに、自分自身、賢くて仕事のできる職場のおじさんが、

「投資で大損した」

なんてボヤいている光景を何度か目にしました…。

あんなマトモそうな人が、なんでこんな馬鹿なリスクの取り方したんだろう?

と思えることもあったわけですが、単純に賢いとか馬鹿だとか、そういう話でもないんだと思います。

今日はその辺の話を私の独断と偏見で掘り下げて行きたい。

一定以上の知性があって勉強熱心

まず、投資家として必要な要素を挙げることから始めたい。

まずは…

ちゃんと情報収集して勉強できるか?

一定以上の知性はあるのか?

って話ですかね?

まぁ、これは何するのにも大事ですが。

馬鹿はいつの時代も良いカモでしかありません。

社会不適合者である

あと、

他人の感情や場の空気に共感があるタイプか否か

ってのもある気がしてます。

例えば、

コンサートに行ったら、会場のノリで一緒に盛り上がってしまうタイプか

逆にああいう場が苦手だったり、少し離れた場所から盛り上がりを眺めてニヤニヤしてるようなタイプか

…言い換えると、

リア充か

社会不適合者か

という話かもしれません。

…これね、最近思うようになったんですけど、結構重要じゃないかと思うんですよ。

基本的には、後者の社会不適合者タイプの方が投資には向いてる気がします。

だってさ、世界的な著名投資家って、

感情がぶっ壊れたサイコパスみたいな人とか

他人の気持ちが分からない上に、こだわりが強いアスペルガーみたいな人とか

多くないですか?

バフェットさんとか、めっちゃこだわり強いでしょ?

ハンバーガーしか食わなかったりとか。

最近思うんですが、この手の人って…

社会や市場を覆う空気を無視できるし、一喜一憂してる他の市場参加者の感情にも共感がありません。

だから、自分の頭で考えて行動するし、ブレずに筋を通せるんですよね。

だから強いんだと思うんですよ。

逆に、リア充タイプは、他人や周囲への共感があります。

みんなと一緒に盛り上がって、みんなと一緒に悲しんで、みんなと一緒に頑張る。

サラリーマンとして働く分にはこれって長所ですが、投資においてはそれが仇になります。

他の市場参加者がSNSとかで一喜一憂してるのに共感しちゃうし、社会の空気にも振り回されて感情がコントロールできません。

結果、自分で決めた方針がすぐにブレて衝動的に取引してしまうんで、短期筋の機関投資家の揺さぶりにまんまと乗ってしまう。結果、財産を失うんですよね。

例えば、株式が底値付けてるような時って、経済アナリストみたいな人や大手メディアも含め、悲観論で溢れかえりますよね?

ただ実際は、

悲観論が出るということは、売却を検討している人の多くが既に売った証拠。

売り方の実弾は底をついたか、あっても残り少ない。

…って事実は私がいつも言ってる通りです。

つまり、絶好の買い場。

でも実際にはこういう局面で、

「株を買う奴なんて馬鹿だ」

なんて言ってる周囲に共感なんかしてたら、到底買いなんて入れることはできません。

それどころか、他人への共感があるタイプは総悲観ムードに煽られて不安になってしまい、ここで買いを入れるどころか狼狽売りすることも少なくありません。

皮肉にも、彼らの売りで売り方の弾薬が底をつき、市場はひっそり反転するんですけどね。

市場環境が良い時は、この逆の理屈とシナリオで高値掴みですよ。

この世界、一喜一憂しつづける大衆を、少し離れたところから冷笑してるようなメンタリティは絶対に必要です。

投資適正

自分なりにマトリクス作ってみました。

多分、こんな感じだろうと思います。

賢い社会不適合者の場合

リスクを取るか取らないかで開いた格差

まず、彼らは投資の世界では最強だと思います。

なんでも好きな投資すりゃ良いと思いますよ。

社会でリア充に虐げられてきたうっ憤を投資で晴らしましょう。

馬鹿な社会不適合者の場合

福利効果を味方につけて資産形成

彼らは、インデックスファンドの積立投資一択です。

それ以外のものには、とにかく手を出さないこと。

絶対カモにされますから。

銀行や証券会社その他の投資商品勧めて来る営業の言うことは絶対に信じてはいけませんし、とにかく門前払いして話は聞かないこと。

基本、美味しい話が向こうからくることはありません。

彼らが勧めて来る商品は、基本的には彼らにとってメリットのあるものであり、投資家にとってメリットはあまり考えられていないものです。

そんなことしたら儲からないから。

この手の人は、

世界型もしくは米国型の株式インデックスファンド、

もしくは債券とかも組み込んだインデックス系6分割バランスファンド

…あたりの積立設定だけやってしまって、あとは投資やってること自体忘れて放置することです。

この、

「余計なことせずに放置する」

ってのが結構重要で、性格によっては難しかったりもするんですが、彼ら持ち前の鈍感さやぐーたらさがあればできるはず。

物事には二面性があって、怠惰だって長所になり得るのです。

来年からNISAが拡充されますし、つみたてNISAを全力でやれば良いんじゃないですかね?

あと、iDecoも。

賢いリア充の場合

この人種はひと工夫して投資すれば良いと思います。

恐らく、この手の人は社会では勝ち組だと思うんですが、上で書いたように、投資の世界は勝手が違います。

他人への共感があるキャラが完全に仇になるんです。

まずは、

自分は投資に向いている性格ではない」

という現実を頭に叩き込んで自分を過信しないことが大事だと思います。

恐らく、この手の人は、賢いので投資対象を選ぶ段階では大きく間違ったりしないと思うんです。

上述したように、問題は選んだ投資対象との向き合い方ですよね。

感情や周囲の雰囲気に振り回されて取引するから、おかしなことになるんです。

インデックス投信の積み立て投資なら、感情に振り回されないですむよ?

と思うかも知れませんが、この人種にこの理屈は通じません。

ブログ村の記事を見てると何人かいたんですが、

リア充がインデックス積立て投資するとこうなる

折角株式インデックス投信の積立て設定していたのに、

こんなのやってること自体忘れて放置してりゃいいのに、

なまじ勉強熱心で真面目だから、ワザワザ毎日相場を確認して、

それで下落相場になったときに不安に駆られて積立停止 or 積立額減 or 解約

どうしようもないクズ野郎やな…

彼らは相場や値動きが気になって放置することもできん訳です。

恐らく、この手の人は金融資産への投資は控えたほうが良いのでは?

敢えてやるなら、

最悪失っても良いような少額でやるか、

先進国の国債みたいな、値動きが緩やかなものを選んでするか

のどちらかでしょう。

ETFが組まれていて、実質的に金融商品みたいな性格を持っているコモディティや貴金属も、株式等の他の金融商品同様、避けた方が良いと思います。

逆に、お勧めだと思うのが、実物資産投資。

メジャーなところだと、不動産投資とか。

私がやっている、カラーストーンやアンティークコインといったお宝系実物資産もこのジャンルに含まれます。

日本ではマイナーな存在ですがね。

理由としては、実物資産投資なら、彼らの欠点を晒さずに投資ができるからです。

どういうことか。

実物資産の長所

金融資産みたいにリアルタイムの値動きが見えません。

だから、値動きに一喜一憂しなくて済みます。

流動性が低い上に、ネット証券みたいなものはないので、簡単には売り買いできません。

だから、衝動的な売買に歯止めがかかります。

流動性が低いので、値動きが緩やかです。

だから不安になりません。

これなら、自身の感情や周囲の雰囲気に振り回されがちな彼らにピッタリだと思います。

頭は良いのだから、その知性を活かして最初の投資対象の選定だけはしっかりやりましょう。

あとは10年オーダーでガチホしてれば結果は出ます。

尚、実物資産は基本的には超長期保有が鉄則です。

馬鹿なリア充の場合

そして、どうしようもないのがこの人種。

絶対に投資に手を出してはいけません。

ある意味、「コミュニケーション力至上主義」みたいになってる昨今の社会、特にサラリーマンやOLの世界では、少々馬鹿でもコミュ力さえあれば、そこそこ美味しい思いができるケースも多いと思うんです。

でも、世の中、人間の能力を測る物差しって一つじゃありません。

投資の世界では全く別の物差しで能力の優劣が決まります。

「コミュニケーション力取ったら何も残らない」

と言うタイプはこの世界では相当厳しいでしょう。

自分がそういうタイプであると自覚しているなら、とにかく投資には手を出さないことです。

「何もしない」というのも立派な選択肢ですから。

あとがき

…という感じで、私の独断と偏見に満ちた、そして上から目線の記事を上げてみました。

我ながらに、これ読んだら気分害する人結構いるやろうなぁと…。

まぁ、誹謗中傷とか色んな問題はあるんでしょうが、建前抜きの本音が言えるのもインターネットの良い所だと思います。

「自分が読者の立場なら」の個人的な意見ですが、

当たり障りのない建前論や綺麗ごとばかりブログに書かれるのなら、

悪い意味で生身の人間相手にしてるのと変わりません。

そして、そうやってヘンに読者に気を遣っていたり、大衆ウケを狙っていたりするのが透けて見えたりすると、

「ワザワザこんなブログ読みたくない」

と私なんかは思ってしまうし、度が過ぎると不快でさえあるような。

そういう思いもあって、これからも不快な記事を度々投稿することになろうかと思いますが、それでも良いのであれば、またの訪問をお待ちしています。

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