働かない若者が増加中らしい

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

少し回復はしてきたようですが、株価は依然若干グズグズしています。

どっちかと言うと、株やインデックス投信の枚数を増やしたい今の私にとっては、株価が少し低迷するぐらいの方が都合は良いのですが、仮にこれがしばらく続くとなるとコロナバブルで火が付いたFIREブームも終わるかも知れませんね。

まぁ、そうなると…FIRE達成者ブロガーはともかくとして、「目指してます」系のブロガーの多くは達成できないままブログやめてくんじゃないですかね?

ただ…それでも、「働かない若い人」はこれからも順調に増えて行くんじゃないでしょうか?

「働かない若者」が増殖中らしい

こんな記事が出ていました。

引用します。

仕事は見返りのない苦しみ?「働くのやめた」若者が世界で増加中のわけ

コロナ禍の休業やステイホームを経て、世界中で働き方の見直しが進む。転職や副業の検討を始める人々は多く、FIRE熱も加速。資産がなくても、ストレスから逃れるために働かない生き方を選択する人々が各地に現れている――。

(中略)

アメリカでは「大退職時代」が到来

昨年マイクロソフト社が世界31か国の3万人超を対象に調査した結果、世界中の労働者の41%がコロナ禍で退職を検討したという。

アメリカでは昨年4月から退職者が急増して「大退職時代」と呼ばれる事態が発生。全労働人口のうち、在職か職探し中の人の割合を示す労働参加率の2021年11月の数値は61.9%。コロナ禍前の2020年2月より1.5ポイントも低い。240万人が働くのをやめた計算だ。

コロナ前から問題視「世界の働かない若者」

働かない、もしくは働けない若者たちの存在は、コロナ禍以前から多くの国で問題視されてきた。若年層は不況の煽りを受けやすく、満足できる環境を求める「自発的失業」も多い。加えて近年では、よほどのエリートでない限り明るい将来像が描けず、働くことを諦める世代も現れている。

(中略)

仕事は対価のない労苦。逃げ出すのは自然な動き

現代の労働のあり方を鋭く批判した文化人類学者デヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』(岩波書店)は、2020年夏に日本でも発売され話題となった。アンチワーク運動でも参照される重要なテキストだ。

同書の翻訳を手がけた大阪府立大学の酒井隆史氏が、寝そべり族やアンチワーク運動に共感を示す人々の増加を読み解く。

「この30年、世界で労働条件がどんどん悪化していき、かつ見返りも期待できなくなった。もはや仕事は対価のない労苦でしかない。そんな実感が強まっていたために、コロナ禍で一度仕事を離れたら、マラソンで一回歩くともう走れないといったような心境に陥ったのではないか」

(以下略)

引用:仕事は見返りのない苦しみ?「働くのやめた」若者が世界で増加中のわけ(bizSPA!フレッシュ) – Yahoo!ニュース

…私の目に見える範囲でも、このムーブメントをめっちゃ感じますね。

世の中全体でどうなっているのか知りませんが、うちの職場の場合、35歳あたりの世代を境に仕事への姿勢やものの考え方が全く違うのを感じます。

30代後半以上の世代って、悪く言えば社畜、良く言えば企業戦士みたいな人が結構います。

献身的にバリバリ仕事をこなすし、「出世してナンボ」ってものの考え方をする人が多い印象です。

上ばかり見て仕事するヒラメ野郎も多くて、給料や仕事のコスパより出世や肩書が大好き。

とは言え、彼らの非合理的にも見える滅私奉公があるから組織が回っている面も否めない…。

私のように、やる気なくしている人もそれなりにいますが、そういう人の多くはどこかで躓いたのきっかけでやる気なくしてる感じです。

無傷のキャリアなのに最初からやる気ないなんて人はいません。

逆に、30代前半までの人はユルリーマン(OL)が多いです。

例え能力があってキャリアに傷がなくても、仕事にコミットする気がなかったり、出世にあまり興味を示さなかったりする人が非常に多い印象です。

現に、私の正面に座って仕事してるアラサー職員なんかは、

有休は全部使い切りますよ。勿体ないでしょ?

なんて平気で言ってて有言実行してます。

古い世代の私は、こんな発言・行動はちょっとできません…。

この人は能力が低い訳でもないし、私のようにサラリーマン人生で躓いてやる気をなくした訳でもありません。

経歴に傷はないし、しっかり仕事をこなす能力はあります。

だけど、仕事ファーストは嫌だと考えている感じです。

彼以外の若い人見ていても、目をギラつかせて仕事してる人はあまりいません。

私が20代のころは「役員になりたい」とか本気で言ってる新入社員とかもいて、良いも悪いも、みんな少なくとも最初は仕事に夢持って働いていた気が…。

何年か経つと現実を知ったり、仕事で躓いたりして、一人またひとりとやる気なくしていくんだけどな。

でも最近の人は最初からヌルい雰囲気なんですよね。

仕事は対価のない労苦

外国のことは私には良く分かりませんけど、少なくとも日本においては、それこそこの記事で言われているように、

仕事は対価のない労苦。逃げ出すのは自然な動き。

だと私も思います。

頑張って得をするのは会社だけ

社畜化したホワイト企業社員

もう年功序列や終身雇用なんて崩壊してます。

それならそれで良いと思うんですが、部分的に年功序列・終身雇用とセットになっていた悪しき風習だけは残っていたりします。

やりがい!

成長!

自己実現!

仕事に誇りを持て!

…と散々社員をけしかけて無茶をさせる癖に、給料で報いてくれません。

そして、都合が悪くなったら

「はい、さようなら!」

とポイ捨てと来る。

そして、企業内で獲得した肩書やスキルって、基本的には辞めれば役に立ちません。

身を粉にして給料以上に頑張ったところで、得をするのは会社ばかりで労働者側にメリットなんてないんですよね。

国は若くて優秀な人から搾取する

良いのか悪いのか知りませんが、日本人は

「弱者を助けるのは当然のこと」

と考える人が圧倒的多数派で、外国人みたいに

「能力劣る人はペナルティを受けて当然」

と考える人はあまりいません。

こういう国民が選挙権を持っていて政治家を選ぶので、どうしたって日本政府は再分配カラーが強くなります。

しかも、儒教の影響なのか

高齢者を大切にすべきだ

と考える人もまた多い…。

この結果、搾取の対象となるのが若くて優秀な人たちです。

累進課税っていう素晴らしい制度があり、稼げば稼ぐほどに税率が上がります。

その中でも節約に励んで貯蓄して、何とかお金持ちになろうと頑張っても、今度はマイナンバーで貯めた財産を捕捉して、これもまた取ろうとしてくる始末です。

結局、日本の政治家や有権者って、

カネがあるなら寄越せ

しか言わないんですよ。

それでも…

「払った税金や社会保険料で、自分が困った時のセーフティネットが用意される」

って感覚があるなら、まだ納得できるかもしれません。

が、再分配先が高齢者に偏っていて、それも望めません。

それでも…

自分が高齢者になった時に同じ福祉を受けられるんなら、まだ納得もできます。

でも、その高齢者福祉だって少子高齢化や国自体の衰退によって、持続可能性に問題を抱えています。

今の若い人で

「自分が高齢者になった時に、今の高齢者と同じクオリティの福祉を受けられる」

…なんて思ってる人誰一人いませんよ?

頑張って働いたりお金を貯めたりしても税金や保険料をガッツリ取られるだけ。

その税金や保険料も「高齢者」と言う名のブラックホールに吸い込まれていくだけ。

自分達には何もメリットがありません。

こんなことになるぐらいなら、能力があっても戦略的におサボりしちゃって、低所得者&貧乏人ヅラして日本的な共助精神をくすぐっておけば、ナマポや給付金みたいな多少の施しを受けつつ美味しく暮らせるってもんなんです。

少なくとも、日本においては「稼がないこと」&「財産を持たないこと」がある意味で最適な生存戦略だと思うんです。

まとめ

総じて思うのは、

若い人が働かなくなるのは当然の帰結

ってことだろうか。

これも一種のサイレントテロだと思うんですよね。

でも、私なんかはどんどんサイレントテロしちゃえばいいと思うんです。

きっと、有権者も政治家も企業も…誰も働いてくれなくなって、社会や経済がガタガタにならない限り、意識は変わらないだろうから。

下手すると国が滅ぶまで(滅んでも)意識が変わらない可能性だってあると思いますが、そんな連中ばかりの国なら崩壊してしまえば良いと思います。

頑張れ、働かない若者たち!