現金給付第二弾…報道記事のコメント欄が醜い
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
現金給付第二弾…子育て世帯への給付金の話が出ているようです。
そして、報道記事のコメント欄が物凄い非難の嵐。
それについて思ったことを今日は綴っていきたいです。
子育て世帯に給付金を検討
なんか、子育て世帯への給付金の話が出ているらしい。
首相「現金給付は実現したい」 コロナ対応の経済対策
岸田文雄首相は11日のテレビ東京番組で、新型コロナウイルス対応の経済対策に関し「現金の給付は実現したい」と表明した。18歳までの子どもに一律10万円相当を給付する公明党の案に「反対しない」とした上で「詳細は与党と協議し、具体的に決める」と述べた。
引用:首相「現金給付は実現したい」 コロナ対応の経済対策(共同通信) – Yahoo!ニュース
まあ、投資リターンがゼロの後期高齢者の延命治療や介護や年金に、無限に税金突っ込み続けて来たこと考えたら、かなりマシな税金の使い方だとは思います。
国のやることとしては、そんなスジの悪い話じゃないと思います。
ただ、個人的な話してしまうと…
うちの家は貰える側なんですが、給付金なんて別に欲しくもないです。
自分の意思で持った子供だし、政府に強制されて持った子供じゃない。
それなのに、事あるごとに行政に「カネくれ」と言うのはおかしい。
…なーんて思ったりします。
巻き起こる不平不満
そんな話より、読んでいてモヤモヤさせられたのは、記事に付いていたコメント欄の方です。
ネット民のコメントはこんな感じです。
大学生や大学院生も支えるべきですし、子どもがいない家庭で困窮している人もいます。大学生、大学院生、低所得世帯をサポートする方法も考えるべきです。
なんで年齢制限とかするかなー!
コロナは子どもからお年寄りまで国民一人一人が努力して乗り越えようと頑張っているんですよ!
もうやめてくれ。こんなお金のばらまき。
病院は補助金を資金として蓄えているし、
子育て世帯にはお金をやるし、
本当いい加減にしてくれ。
一律にしない限り自公への投票はしない。
利権や一部の所だけ助けるのは不平等。
困っている国民は他にもたくさんいる。
まあ、異口同音に全員一律給付じゃないことに不満を言ってます。
だけど、これきっと全員一律にしたらしたで、
この騒動で儲けてる人にも配るの!?
金持ちにも配るの!?
って、絶対に誰かが言い出すの目に見えてます。
さすがに、同じ人ではないのだろうけど…。
揉めるぐらいなら税金取らなければいい
このコメント欄見た感想としては、
日本って醜い国だな
ってとこだろうか。
この件に限った話ではなく、税金の使い方をめぐって、毎回揉めて分断や対立の元になってる気がします。
そもそも、国民全員が納得できる税金の使い道なんて存在し得ないんです。
だから、集めた税金を政府がどう使おうと絶対にどこかから不平不満は出るし、恨みつらみを持つ人も出て来ます。
税金握った政府が「富の再分配」という体で利権をばら撒くことにも繋がります。
こんなことになるぐらいなら、いっそのこと
もう税金は最低限しか取りません。その代わり、政府は外交・国防と最低限のインフラ整備しかしないんで、後はみんな自分の力でどうにかしてください。
って形にしてしまった方がいっそスッキリしませんか?と私なんかは思う訳です。
税金の使い方で揉めるぐらいなら、いっそ取らなければ良いのでは?
…と思ってしまいました。
私だって弱者救済の必要性を感じない訳じゃない。
格差を放置すれば勝者が自分に有利なルールを作って、格差が固定化&社会の新陳代謝が悪くなる…って理屈だって分かります。
ただ、そういう社会のメンテには相応の社会的コストがかかるのも事実です。
何だかんだ言って、世の中は…人間以外の動物も含めて優勝劣敗で回っています。能力や適性、さらには運も含めて。
そこに、変に手心加えて敗者を救済しようとしたら、却っておかしなことになっちゃって、不平不満や恨みつらみの原因になって、それが元で社会が分断しちゃったりするんですよね。
高福祉高負担型=保険屋のカモ?
話が若干逸れますが、私は自動車保険以外の保険には一切入りません。
何故かというと、保険金が支払われるためには要件があって、何らかのアクシデントがあったとしても、その要件を満たさない限りはお金が支払われないからです。
自分がどんなに困っていたとしても。
どんなに多額の保険料を納め続けていたとしても。
例えば、がん保険にガッツリ入っていても、脳卒中になっちゃったら、どんな重い後遺症が残ろうが保険金出ません。
こんなのになるリスク背負うなら、保険料の分自分で貯めて運用して、自分でセーフティネット作ってしまった方が安心できませんかね?
「自分保険」だったら、自分の判断でお金払い出せますよね?
税金も、ある意味でこれと同じに思えるんですよね。
今回の第二弾のコロナ対策現金給付をめぐる騒動を別の見方で見ると…
政府にシコタマ税金払っても、それを使う段になれば、自分以外の色んな人が色んな意見を政府に言っちゃう。
そのせいで、自分の思うような税金の使い方してくれるとは限らない。
っていう現実が見えてきますよね。
安心のために税金払っても、それが安心に繋がるとは限らないんですね。
だから…私なんかは、もう政府は何もしなくていいんで、その代わりに税金安くしてもらいたいです。
そして、もしそうなったら、浮いたお金使って自分のためのセーフティネットを自分で用意します。
その方が、よっぽど納得感あるんで。
おそらく、お金にルーズな一部の人を除けば、そうしてた方が圧倒的に得ですよ。
まとめ
まとめると、こんな感じです。
- 全員が納得できる税金の使い方など存在しない。
- 税金の使い道に関する意見が合わなかったり、政策で手心加えて得する人や損する人が出ると、それが国民相互の恨みつらみや分断を生む。
- 弱者救済にも社会的コストがかかる。コストがメリットを上回る場合も当然ある。
- 自分でお金をまともに運用できる人なら、税金払わずに自分でセーフティーネット作った方が得だし納得感がある。
だから、もう低福祉低負担の自己責任社会でいかが??と思うのです。
それにしても、1日中コメント欄に張り付いてる奴、暇なんですかね??