結局、育児時短は取れなかった件
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
どっかで言わなきゃなぁと思っていたのですが、結局、今年度から取る予定だった育児時短勤務は取れずじまいでした。
「フルタイム勤務からは卒業する」なんて言っておいて、自分でも情けないですけど、取れずじまい(2回目)。
でかい口を叩いていたのに、読者の方々には申し訳ありません。
本当は、育児時短って形で何年か様子を見て、行けそうな感触があったら、リタイアしてしまう腹づもりでした。
いわばFIREのための慣らし期間として育児時短を利用する気でいたんですが、その計画が破綻。
理由は妻の反対です。
で、私が時短取らずに妻が時短を取ることに…。
今回の件で、家族持ちFIREを達成する上での留意点がいくつか見えた気がするんで、自分の実体験を踏まえて書いていきたい。
教訓1:妻の「辞めて良いよ」は信用できない
今回の件で行くと、
妻も、最初は、私が育児時短を取ることに反対してませんでした。
でも、今年の年明けぐらいになって「いよいよ」となってくると、やや言い方悪いですが、色々理由をつけてグダグダ言い始めました。
自分としてまず思うのが
掌返し酷くない?
ということ。
なんで、教訓はまず一つ…
実際にFIREするのが何年も先である段階での妻の承諾は、全く信用できない。
「いよいよ」となったタイミングで不安になって反対してくる可能性も大。
教訓2:理屈で嫌がってる訳でない人を納得させるのは困難
妻が私の時短取得を嫌がる理由としては…
- 自分の方が会社が遠い。時短を取って少しでも楽したい。
- 産休・育休取っているうちに、働くのが嫌になった。
- 今まで育児をサブでしかしてこなかった人に丸投げして、本当にできるのか?
という感じでした。
…いやね、もちろん、自分としても色々言いましたよ。
こんな感じで。
- 職場が遠い方が時短取ったら、子供の保育園への送り迎えの時間はフルタイムの人とそう変わらない時間になってしまう。これ、時短の意味ある?
- そもそも論として、働きたくないのは僕も同じだ。
- 育休取ってた訳でもないし、今までサブだったのはやむを得ないだろ?で、これからメインでやっちゃいけないの?
で、対案を提案したものの…
それだったら、二人で時短取ってしまうって選択肢もあるで!
お金はしっかり貯めてあるから、それぐらい全然できるよ。
それだと、収入が不安。これからお金かかるんだよ!(怒)
と言われて断固反対される始末…orz
いやいや…
時短とは言え、二人で働いていたらフルタイム一馬力よりも世帯収入は多いですよ?
専業主婦世帯ならこれ以下の収入で、例え子供が複数いても回しているわけです。
贅沢しなければ全然イケるハズだし、一体何が不安なのか分かりません。
仮にこの収入の範囲でやり繰りできないのだとしたら、それは収入の問題ではなく、支出の側に問題があるのでは?
百歩譲って、貰う給料の範囲から生活費の足が多少出るんだとしても…
何のために億近い財産貯めたんだろう?
って話だと思うんですわ。
あ、貰っている給料殆ど変わらないのに、これ、9割私が貯めたんだよ?(嫌味)
うちの場合、資産収入もある程度あるわけだし、必ずしも会社から貰う給料の範囲に支出が収まっていないとマズい訳じゃないよ。
給料の範囲に支出がしっかり収まっていて、かつ、多少の余裕がある状態が維持できないと怖い…。
これ聞いた時…
この人には何言っても無駄だ
と感じました。
理屈で嫌がっているのではなく、感情やイメージで嫌がっているから。
理屈で考えてない人に理屈で説明しても、納得なんてする訳ないですもん…orz
困ったもんです。
で、教訓2つ目。
感情やイメージで漠然とした不安を持っている人に、理屈で「大丈夫だ」と説明しても無駄。
そもそも理屈で嫌がっている訳ではないのだから。
特に、女性は理屈でモノを考えない人が多いので要注意。
最後に
正直、この件で私は軽いショックを受けており、新年度からの部署での仕事へのモチベが全く上がってきていません。
あと、結婚相手選びって難しいなぁと思いました。
昔みたいに、みんなが同じようにモノ考えて、同じように生きていた時代なら、極論、誰と結婚しても似たような人生になっていただろうし、夫婦で同じ方向向いて二人三脚で頑張るのも容易だったんだろうなと。
だけど、今は価値観も育った環境も多様化してるんで、同じ方向向いて一緒に頑張ることができる相手を見つけるのが凄く難しくなっている気がします。
…というか、相当な無理ゲーな気が…。
うちだって…
完全別財布制
私はせっせと資産形成
妻はバブリー
二人三脚なんて無理だからお互いに干渉しない
って感じだし、こういう形にしないと夫婦関係が維持できない夫婦も多いのではないだろうか。
今回の件も、金銭的な迷惑をかけないことを条件に、干渉せずにいてもらいたかったところですが、いくら説明しても信用してもらえなかったなぁ。
そんな妻も、地方公務員に選択的週休3日制が導入された暁には、週休3日を選択することには同意してくれてはいます。
一応、今のところは…。
だけど、今回のことがあったので、実際にその時になってみないと全く未知数でしょうね。
さて、どうするか。