「リスク分散が大事」とか今言ってる奴、ちょっと来い

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

はい、荒っぽいタイトルに釣られて見てしまいましたね。

最初に言いたいことを言っておきます。

危機管理は相場好調時や平時にやるもの!

相場が崩れだしてから、非常事態が起きてから…では遅せぇんだよ!

ついでに言うと、

相場低迷時や非常事態にこそ、貪欲にリスク取りに行った方が良いです。

…という話を、この記事ではしていきたいと思います。

ブレブレの個人投資家

ブログ村の記事のタイトルザーッと眺めていただけでも、去年秋の相場好調時には…

紙幣を持ったギャンブラー

「米国株さえ買ってれば良い」

「レバナスやCFDでレバレッジかけろ」(※レバナス=ナスダック連動型レバレッジETF)

「新興国や欧州はリターンが低いから買う必要ない」

「金は長期で見たら株式よりリターンが劣るから要らない」

…目にも耳にもタコができる程、似たような記事のタイトルが目に付きました。

それが、米国株や特にナスダックが調整局面に入った途端に…

「リスク分散は大切」

「オルカン(MSCI-ACWI連動型インデックス投信)は究極の分散投資」

などと言い出し、金価格が上がり始めたら

「リスクヘッジのためにはゴールドもポートフォリオに加えるべき」

…なんて抜かし始める輩が大量に沸く始末です。

…全く、いい加減なもんですよ。

相場が調整局面になった途端に急に草食系が増えました(爆)。

こんな調子で感情に振り回されているから、個人投資家は負け続けるんですよ。

事が起こってからでは遅い

一つ教えてあげます。

冒頭でも言いましたけど、危機管理は相場好調時や平時にするものです。(2回目)

リスク分散は確かに大事ですが、今はそういう対策取る時じゃないです。

投資のリスク管理ってのは災害対策と同じです。

大雨が降りだしてから川の堤防を工事したって意味ないでしょ?

大事なのは平時からの対策です。事が起こってからアタフタしても遅いんです。

株式投資

例えば、今から株のポジション削って金とか買いに行けるんですかね?

株価既に大分下がってますけど。

金価格は既に大分上げてしまいましたけど。

当然、先々どうなるかは基本的には分からないですけどね?

でもな、株が下落トレンドを、そして金が上昇トレンドを描き出してから、もう3か月以上経ってんだよ?

最悪の場合、リバランスをやった途端に株価は底を打って、金価格はピークアウトしてくる可能性も考えられます。

いーっつも言っていますが、株価はジワジワ上げて、ドカンと下げます。

下げてきてヤバいと思った時には、往々にしてもう遅いんです。

それに、下げ相場の時は値動きが速くて荒っぽいので、下手に動くと怪我しますよ。

だから、相場好調時こそダウンサイドリスクを意識して慎重にリスク管理しないといけないのです。

ロシアで今起きていること

少し方向性は変わりますが、ちょっと記事を引用したい。

ルーブル急落、ロシア市民は生活防衛に必死 銀行に殺到、中古車市場も大混雑

ロシア軍のウクライナ侵攻に対する各国の制裁によってロシア通貨ルーブルが急落し、市民の間に動揺が広がっている。銀行には預金を引き出す人が殺到、外貨だけでなく、自動車、貴金属を買って資産防衛を図ろうと躍起だ。しかし制裁は拡大の一途で、生活の混乱はさらに深刻化するとみられる。(共同通信)

▽取り付け

道ばたにまだ雪が残る極東ウラジオストク。米国が2月24日に制裁対象としたロシア最大手銀行、ズベルバンクの支店では翌日にかけて、現金を引き出す人が殺到した。市内の現金自動預払機(ATM)は紙幣供給が追い付かず、引き出しが一時不能になったり、上限が設けられたりしていた。

(以下略)

引用:ルーブル急落、ロシア市民は生活防衛に必死 銀行に殺到、中古車市場も大混雑(47NEWS) – Yahoo!ニュース

これ読んでどう思いますか??

別の記事によると、今ロシアでは高額商品が軒並み売り切れなのだとか。

ルーブルが紙くずになりかねないし、政府が預金封鎖と財産接収のコンボをやりかねない状況なんで、ロシア人は預金を引き出して手持ちのお金をとにかく換金性がある物に替えているのだとか…。

だけど、引用記事を見て分かるように、「ヤバい」と思ってから動こうとしても、このザマで中々動きが取れないのが分かりますね。

そうこうしてるうちにルーブルは急落して、紙くずへ一直線といったところです。

この調子じゃ、貴金属店や宝石店なんて、恐らくもうショーケースが空っぽですよ?

つまり何が言いたいのかと言うと、

何もない平時に対策をとっておくことが大事

ということ。

ロシアは1998年にもハイパーインフレをやらかし、預金ばかりか貸金庫の中のものまで接収するようなことをやらかした国。

元々自国通貨や政府を信用しない国民も多かったと言います。

ソ連崩壊を経験した世代なんかだと、政治や経済の混乱に慣れちゃってる人も多いのだとか。

それでもこれだけ混乱しているんですよね。

万が一、日本で同じことが起きたら、もっと醜いことになるんじゃないですかね?

なんで、私は平時から対策を取っていこうと思います。

相場が荒れて低迷してる時こそ貪欲に

手にした大量の札

そして、リスクテイクは相場低迷時にやるもんだとも思うんです。

言うまでもなく、バーゲン価格でリスク性資産掴めますからね。

ハイテクグロース株を見ていても、去年まで将来性への期待感が大きすぎた反動で年末から売られてきた銘柄の中には、PERが25倍前後にまで落ち着いてきた銘柄も散見されるようになってきました。

ここまで下がってきたら、別に将来性なんか評価しなくっても今の業績でも米国株なら十分説明のつく株価ですよね。

個別株の逆張りはリスクが高すぎるのであまりやりたくないんですが、買うなら買ってもいい値段まで来ている銘柄も結構出て来たとは思うんです。

個人的には個別株は反転が確認できるまで手出ししないつもりですけど、インデックス投信であれば怖がらずに買って行っても良いんじゃないでしょうか?

前も言いましたが、私は長女のジュニアNISAでオルカンをチビチビと買い入れ中です。

自分で決めたことぐらい守ろう

私は去年、個別株を売ってアンティークコインとカラーストーンを買うという形で、株のダウンサイドリスク対策を取りました。

偉そうなこと言っておいてアレですけど、これにも紆余曲折がありました。

何より、相場好調時にネット掲示板とか見てるとお祭り騒ぎしてる訳ですよ。

それでも自分で「こうなったら売る」と決めた条件に該当してきていたんで無慈悲に売りましたけど、この雰囲気の中で売るってのは、あまり良い気はしなかったです。

そして、売った後もしばらく株価上がり続けたので、それを見ていると…もう最悪の気分になりましたね。

後になってみたら、

「あの時売っててよかった」

となるのだけど、それは大分後になってからの話。

個別株であれば「こうなったら売ろう」と決めておいて、それ無慈悲に実行するのが大事な訳ですが、それができない人も結構多いのでしょうね。

精神論めいてますが、難しいかもしれないですけど、自分で決めたことぐらいしっかり守りましょう…ということで。

そういや、

「下がったら買うだけ」とか言っていたレバナス民はどこ行ったんですか?