会社からの精神的独立…経済的独立の簡易版

2022年7月29日

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

今日は公私の別はきっちり付けといた方がストレス回避のために良いですよ…という話をします。

人間関係の面で仕事と私生活で縁を切っておかないと、理不尽な目に遭った時に追いつめられることになります。

「家族的関係」が生むストレス

うなだれる女性

うちの業界は公私の別が曖昧で、非常に昭和的な風土が残っています。

家に帰っても社内結婚した配偶者と会社や仕事の話、休日は同僚とゴルフやフットサル、終業時間後は週イチで同僚と飲みに行く…

そして、終身雇用を前提に人生設計していて、途中で辞める選択肢などテーブルに載ってもいない…

全員とは言わないけど、結構な割合で人生や生活が会社と不可分な関係になってしまってる人がいます。

少し前に流行った「運命共同体」「家族的経営」(笑)ってやつです。

だけど、ポツポツ仕事が原因の自殺や自殺未遂があるし、メンタル病んで休職する人も多いんです。そして、そんな話と「家族的経営」は無関係ではないと思うのです。

現に、私と同じ部署の少し年上の人に、絵に描いたようなこのタイプの人がいますが、いつも死にそうな顔して働いています。

だって、死ぬぐらいなら、辞めるでしょ?普通の思考回路してたら。

もちろん、転職すらも想定せずに終身雇用前提に人生設計組んでしまってて、かつ会社に経済的に依存してしまっているから、嫌なことがあっても辞めづらいってのはあると思います。

これは今までずっと言い続けてきました。

ただね、それだけではなく、会社や同僚と適切な距離感で接してなくてズブズブの関係であることや、社内で人脈が完結してて外の世界との繋がりがないことも影響してる気がするんですよね。

つまり、嫌なことあった時に、経済的のみならず、精神的にも逃げ場がないんだと思うんです。

こんな状態だと、仕事で嫌なことがあったり、否定されたり、理不尽なことがあったりした時に、相当、追い込まれるんじゃないでしょうか?

人生や生活全部が会社一色だと、会社で躓けば人生全てを否定されたように思えてしまう…ってのは容易に想像できます。

会社からの精神的独立を提案

そんなこともあって、私は

辛い思いしたくないなら、終身雇用なんか絶対にアテにしてはいけない。

スキル磨くなり、給料への経済的依存度下げるなりして、外に逃げる選択肢を持たないといけない。

と言ってきたつもりです。

外に逃げる選択肢を持てば、気持ちの逃げ場ができますから。

避難口誘導灯

経済的独立達成できれば、気持ちの逃げ場のみならず、経済的な逃げ場も生まれるので「嫌な仕事は拒否する」「働かない」という選択肢だって生まれます。

ただ、経済的に会社から独立するには、お金貯めたり副業育てたりと、10年ぐらいは時間がかかりますし、これにも向き不向きやセンスの問題もあるんで、みんなができる芸当ではなかったりもします。

だったらせめて、気持ちだけでも会社から独立したらどう?と思ってしまうんですね。

経済的独立ならぬ、精神的独立。

Mental Independence か…

経済的独立の簡易版・廉価版といった位置づけと言ったところか。

精神的独立を達成する手段
  1. 休みの日だけでも会社の人とは会わないようにして、自分のための時間にする
  2. 仕事のことを忘れて没頭できる趣味を持つ
  3. 地域や趣味のコミュニティに入って社外の居場所と人脈を作る
  4. 社内結婚は避け、社外で配偶者を探す  …etc

これなら、経済的独立よりずっとハードル低いのでは?

これは、ストレスを回避して自分の身を守るために、私みたく早期リタイア目指してない人もやっておいて損はないと思います。

これやっとけば、会社辞められないにしても、心の避難場所は確保できると思います。

「会社でいくら否定されても、自分にはこれがある」ってものを社外に作って、嫌なことあった時は

会社はカネ稼ぐ場所に過ぎない。あそこにいるのは自分のアバターや。

って思ってしまえばいい。

私の場合は…

因みに、私の場合は社会不適合振りと無能振りが酷すぎて、自然と会社を避忌するようになった感じです。

何せ会社ではフルボッコの状態なんで、外に生き甲斐を求めざるを得なかったんです。

そして、私にとっての生き甲斐は節約と投資により、資産を増やすこと。

もうゲーム感覚です。

まあ、周りの社畜見てたらこれで良かったんだと今では思えるんですけどね。

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