休暇中に水防呼び出しされかかる
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
育児休暇は取れなかったけど、育児補助休暇と言う名の育児休暇のダウングレード版を取得して現在1週間の休暇中です。
この休暇は育児休暇取らない場合は取るのが義務になっています。男も最低限これぐらいは取れよ!という趣旨です。
そんな中、昨日の夕方、携帯にショートメールが。見てみると、副所長からです。
「このまま雨が降り続いて川の水位が上がってきたら、夜間待機の当番回ってくるけど、来れますか?」
だとさ。
始めて読んでいただいてる人のために少し説明しておくと、うちの業界では警報が出たり、川の水位が上がったりすると、何かあった時のために、夜間だろうが休日だろうが、当番で職場に待機せねばいけません。
これ、水防待機というのだけど、いつもは年に1回か2回。
でも、このたびは先月やったとこなのに、長雨が続いて当番がヘビーローテーションされてしまい、予想外に早くまた当番が回ってきてしまった感じです。
しかしね…、ただの有給ならともかく、配偶者が出産直後で育児補助休暇取ってる時にも、容赦なくこういう連絡来るんだなぁと感心してしまいました。
一体、何のためにこの休暇が義務化されたのか分かってんの?という気持ちにはなります。
だから向うも、「来てください」ではなく、「来れますか?」という言い方しているんだろうけど…多くの人はこう聞かれてしまったら、「嫌です」「無理っす」とは言いづらいと思います。
これに怒ったのは妻です。
こういう休暇取ってる時に、何で平気でこんな連絡してくるの?私の会社なら、休暇取ってる人に仕事の連絡はしちゃいけないって徹底してるよ。その辺の意識が旧態依然として世間に比べて遅れてるし、窓際がいつでも辞められるようにお金貯めようってなるのも良く分かるよ。
…いや、全くその通りだと思います。何も言えねぇ…。
さて、何て返信しようか。
当然行きたくないし、ここで自分が無理して行くと、それが悪しき先例になって後に続く人を困らせる結果になりかねない。そしてなりより、私には経済的な後ろ盾があって、ぶっちゃけ、首になるのも怖くない。
だけど、ショートメール送ってきた副所長、凄い良い人だし、この仕事に誇り持って一生懸命やってる感じなんだよな。そういう人の依頼をバッサリ斬って凹ませてしまうことに、心がどうもジクジクしてしまう。
なんて、悩みながら、そうこうしてるうちに雨が止み、呼ばれる可能性がゼロに。
ああ、育休取れなかったのに続いてまた忖度するところでした。
最早組織からは信用されず出世の道も絶たれて失うものがない。経済的な後ろ盾あるから最悪辞めても問題なし。
自分個人の損得で考えたら、周囲に忖度する意味なんか全くないんですが、情に引きずられて嫌なことを我慢して忖度や無理を結構やってしまう感じです。
性格的に嫌なことやれと言われた時に断れない人って、よくメンタル病んで休職している気がします。
経済的な後ろ盾あるのにも関わらずにこういうこと繰り返すあたり、自分もそういうタイプなのかなって思ってしまいます。
病んでしまったら元も子もないんで、こういう事例があまり多くなるようなら、リタイアの前倒しも考えないといけませんね。