パワハラ上司が辞めさせられた話

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

どこの会社も、もうすぐ新入社員が入ってきますね!

私は新卒の新入社員の時、上司からのパワハラで地獄を見ました。

なんで、毎年、入社してきた新入社員が、上司や教育担当から熱心に仕事を教えて貰えていたり、楽しそうに会話していたりするのを見ると…

すっごい羨ましいです!

だって、自分のサラリーマン生活には、そんな懐かしくて幸せな1ページなかったんやもん。

新入社員時代のパワハラの話と、パワハラしてきた上司の末路について今日は書いていきます。

最初の上司がパワハラ野郎

何度か(何度も)このブログに書いてきた通り、私は新卒で入社した会社で新入社員だった時に、直属の上司からのパワハラに遭っています。

まずは当時の状況から。

まぁ…このパワハラを誘発したのは私なんですけどね。

そもそもの発端は、配属が決まって挨拶に行ったとき、最初に目を合わせた瞬間に、

生理的にムリだ…

と思ってアレルギーを感じてしまったことです。

どんな人かって?

ドスが利いていてアクの強い体育会系です。

仕事は凄いできるんですが、口が悪くて態度も高圧的。

(後で聞いた話では、私の前にも何人か若手社員をダメにしていたらしい…。)

まぁこれ…社会不適合者が最も苦手とするキャラですよね。

ここで私はビビッてしまって、報連相が物凄い億劫になってしまったし、分からないことなんてとても聞けない状態に。

こんな状態で働くもんだから、やっぱりミスも連発するんですよ。

で、それが原因で丸一日続く怒鳴られながらの公開説教(公開処刑)となる。

それによって、余計に上司と接触するの自体が億劫になり、報連相や質問がしづらくなる…

こんな感じのループに陥りました。

パワハラで詰められる社員

で、同じ部署の他の人も、私が毎日フロア全体に響き渡るような声で怒鳴られ続けていても見て見ぬふり。

というか、実際に仕事でミスはしてる訳なんで、「困った奴だ」ということで、この上司と一緒になって私をネタにしたりしてて、もうずっとこんな感じでした。

今にして思えば…

仕事ができる人であるが故に、部長や本部長も含めて「あの人には何も言えない」って空気が部署に漂ってましたね。

それ故に、周囲の人としても手出しし辛い雰囲気だったのかなと思います。

こんな状態なんで、私は完全に職場で孤立して「ただ耐えていた」って感じです。

今同じ目に遭ったら

これパワハラですよね!?

って確実に人事や組合に駆け込みますよ?

だけど、この時は

  • 他の上司を一切知らなかったので、これがパワハラなのか自分が悪いだけなのか分からなかった。
  • 人事に駆け込んだら駆け込んだで、上司のところに話が行くと、それでまたドヤされるんじゃないかと怖かった。
  • 最初から会社人生や出世を諦めてた訳じゃなかったので、人事評価上マイナスになりそうで怖かった。

というのがあって、何もアクションを起こせませんでした。

何時間も立ったまま怒鳴られ続けて立ち眩みで倒れそうになったこともあるし、体重が配属から半年で6kgとか減りました。

あんな極限のストレス受けて、よく体壊さなかったもんだと今でも感心します。若さってヤツなんですかね?

今だったら多分潰れてますよ。

最終的には部長が人事と話を付けて、僅か1年で左遷となりました。

パワハラで未来を奪われた

振り返って思うのは…

確かに、私はアスペ気味の社会不適合者でサラリーマン適正がありません。

だけど、こうも思うんです。

新卒の時にあんなパワハラ野郎に当たらなければ、もう少しマシな未来があったんじゃないの?

って。

うなだれる女性

無能は無能だろうし、どう育てようとデキリにはならなかっただろうとは思いますよ?

でも、仮にまともな新人教育がされていたら、こんな若くして気持ちが折れることもなかっただろうし、もう少しマシなサラリーマン人生になってたんじゃないの?

分からないことを「分からない」と言って、周囲の人に聞きに行っても何も言われないのって新卒の時だけ。

この貴重な時期をコイツのせいで棒に振ってしまい、新人の時にインストールすべきものをインストールできなかったことが、私の人生を狂わせてしまったように思えてなりません。

この恨み、絶対に忘れないからな!

と、今でも思ってます。

まぁ、無能なんで、遅かれ早かれ窓際に堕ちていたような気もするが…

パワハラ野郎、クビになる

因みに…

私が左遷されて1、2年が経った頃、元上司のパワハラ野郎も左遷されました。

部長や本部長の言うことも全く聞かない俺様振りが問題視されて、左遷の上で部下ナシ管理職と相成りました。

当時同じフロアで働いていた人に聞いた話では、完全に干されてたようですが、ここでも何故か威勢よく怒鳴り声を上げていたらしいです。

で、時は流れて私は転職。

転職して今の職場に来て割とすぐのころ、前職の会社が業績不振に陥り、リストラをすることに。

新聞の一面記事にはならなかったけど、Yahooファイナンスのニュース欄には出てましたね。

風の噂では、その時パワハラ野郎はリストラされて会社を去ったようです。

子供3人と専業主婦を抱えていたらしいけど、そんなの知らな~いw

セントラルヒーティングまで付いた豪邸を買って、住宅ローン抱えていたらしいけど、そんなの知らな~いw

この話聞いた時はさすがに

ざまぁ

と思ってしまいましたね。

まとめ

昨今は、世の中全体としてコンプラに煩くなったせいか、パワハラ自体は随分と減った印象を受けます。

今の若い人は色々と大変だし気の毒な部分も多いとは思うんですが、この点に関しては恵まれてて羨ましいです。

とは言え、うちの職場にだって、パワハラ野郎の幹部職員が何人かいるという噂があったりして、まだまだこの手の輩はいるところにはいます。

自分の経験から思うのは、特に業務経験や社歴が浅い若い人は、「耐えられない」と感じたらとりあえず人事や組合に駆け込んでしまって良いと思うんですよね。

人事や組合がアテにならないなら労基でも良い。

それが社内道徳的にフェアかどうかなんて、気にする必要ないと思います。

私はたまたま心身を壊すようなことなかったですけど、本当に一歩間違えば心身に回復不能な傷を負いかねません。

これから入ってくる新入社員の人たちには、

「まずは自分の身を守ることが最優先」

と声を大にして言いたいです。

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