岸田ショックでフルボッコ…日本株急落

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

いやぁ、株式…特に日本株がフルボッコの状態ですね。

私は日本株には全く投資してないのですが、自分の国のことなんでちょっと気になります。

岸田ショック

株式市場を襲う「岸田ショック」、投資家から恨み節 出まくり

(中略)

国際的な原油価格の背景や、アメリカの株式市場がインフレ懸念などで大幅に下げた影響を受けた格好だが、国内的な要因として、前日に政権を発足したばかりの岸田首相が記者会見で、金融所得課税の見直しに踏み込む姿勢を見せたことが挙げられている。金融所得課税の税率を現行の20%からどれくらい引き上げるか、岸田氏自身は、総裁選の最中から明言こそしていないが、25〜30%への引き上げの可能性が取り沙汰されている。日本経済新聞の滝田洋一編集委員はコラムで「税をめぐるパンドラの箱が開こうとしている」と指摘した。

ツイッターでは投資家アカウントの間で新政権への不満や不信が渦巻き、「岸田ショック」がトレンド入り。投資家の岩本壮一郎氏は歴代政権の株価チャートを示しつつ、「岸田総理で日本株の終わりのはじまりを示唆でしょうか。構造改革や規制緩和といった小さな政府よりも、増税と分配を基本とする大きな政府戦略の場合、外国人投資家は日本株を売る傾向が鮮明」と厳しく指摘した。

引用:株式市場を襲う「岸田ショック」、投資家から恨み節 出まくり – SAKISIRU(サキシル)

なんか、日経平均が8日連続で下げて、3000円以上下げたのだとか。

今日はちょっと持ち直したようだけど。

米国の長期金利が上がったことや恒大の債務の問題も原因なんだろうけど、日本の下げが一番きつい。

おそらく、この記事にあるように、首相が代わって…所得の再分配や金融所得に対する課税強化を口にしたことを嫌っての売りもかなり含まれるんじゃないかと思います。

私なんかは、総裁選の時から再分配や格差是正掲げる候補ばかりなんで、これが本当に保守政党のやることなのかと思って見てました。

良いか悪いかではない気もしますけど、これは世界的に見れば中道左派の言い分な気がしました。保守政党でさえこんな感じで左派の野党になるともっとコチコチなんで、日本は全体的に結構左寄りですよね。

金融所得の税率は確かに低すぎる

確かに、働いて年収600万円貰っていたら、住民税と所得税合わせて3割取られます。高所得者になると、累進課税食らうので最大55%。

だけど、金融商品の譲渡益や配当・金利にかかる税金は2割。

金融商品沢山持っていて、金融所得を働かずに沢山得ているのは既に資産を築いた金持ちです。

これって、頑張ってこれから金持ちになろうとしてる人を潰して庶民に叩き落とし、前々から金持ちだった人は優遇する税制なのは間違いないですね。

江戸時代の身分制社会を思わせる税制で、社会の新陳代謝が悪くなっちゃう仕組みだし、私もメス入れるべきじゃないの?とは前々から思っていました。

だけど、綺麗事言うのは簡単

ただね、綺麗事言うだけなら簡単なのよ。

指を指して怒鳴る男性

金融商品買うために出したお金って、基本的には社会のどこかで誰かの役に立っているんです。

株式や社債を買ってもらうことで企業は事業進める資金を調達できるし、預金だってただお金を寝かせているだけに見えて、銀行通じて誰かに貸し出されて事業資金や住宅購入資金になってる訳です。

金融所得に課税強化したり、総裁選で落ちた某候補者が言ったようにマイナンバーで資産を把握して一定額以上持ってる人に対して、医療費の自己負担増やしたり年金減額…

こんなことやると…誰も金融システムを使わなくなる。

私のように金融システムと縁切った実物資産持つ人も出てこようし、タンス預金も増えるだろうね。

こうなると、金融商品通じて色んなところに供給されていたお金が自宅の金庫に引きこもり、あらゆる場所でお金が干上がります。

金融収縮ってヤツ。

もうこうなると、みんなで仲良く貧乏になろうって話でしかない。

…という訳で、既に株式市場は実際に増税するまでもなく、首相の口先一つでダウンしちゃってます。

考え方理解できない訳じゃないけど、これは経済に相応の基礎体力がないと実行できる政策じゃないし、今みたいに経済がガタガタの時にこれやると大変なことになるんじゃないんですかね?

どうしてもやりたいなら、頑張って働いてこれから金持ちになろうとする人を育てるために、所得税の減税あたりとセットにしてやらないとマズいのちゃうかな?

まずパイ拡大させないとみんなで貧乏に

もっと気になる話としては、失われた30年でパイ自体が減り続けてるのに、格差の是正ばっかり言っててパイを拡大させる話が全く見えないことですね。

まず、景気悪い時に増税なんてしたら、またパイ減りますよ…という非常にシンプルなお話です。

そして、伸びてる中国を始めとした新興国見て分かるように、パイ増やす過程で絶対に格差は広がります。

逆にアフリカの最貧国や北朝鮮見ても分かるように、経済がどん底まで堕ちれば格差なんてなくなります。

「格差の是正」ばかりをトップが連呼してるようでは、成功者の足を引っ張る結果にしかなり得ず、ジリ貧になる未来しか見えてこないですね。

再分配を口にしないと選挙で負ける

政治家も、上記の理屈が分からないほど馬鹿な人たちじゃないとは思います。

それに、何より、政治家の多くは上記政策が実行されれば打撃を受ける金持ちです。

じゃ、何でこんなこと言ってるのか?

おそらく、選挙前だからだと思うんです。

世の中、投資なんかしてなくて株高の恩恵も受けられない人が大多数だから、こういうこと言わないと選挙に受からないって判断なんだろうと勝手に想像してるんですね、私は。

金持ちなんて少数派なんで、金持ちの票では選挙受からない。

金持ちに「あるなら寄越せ」と言わないと選挙に勝てない。

要はそういうことなんだと思います。

だから、蓋を開けてみたら、今までと何も変わらなかったってシナリオも十分にあり得る気がしています。

それはそれでどうなの?って思うけど…。

まとめ

実際どうなるのかは分かりませんけど、上手くやってる人に「カネがあるなら寄越せ」…という話ばかり。

みんなで足の引っ張り合いばかりで嫌な世の中だなぁ…。

今度の選挙では、少なくともこういう世論に迎合して大局的目線持ってない政党には投票できんね。

海外移住して、最悪の場合、国籍離脱するのも選択肢だと最近思い始めてるところですけど、本当にそうなっちゃうかもしれません。