「陰謀論」「デマ」「誹謗中傷」←便利な言葉
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
今週は家族全員が風邪にかかってしまい、全く動きが取れませんでした。
子供は真っ先に回復して「遊んでくれ」ってやってくるし、38℃も熱あるのにそれの相手してるから、親の方は治るものも治らない。
…酷い目に遭いましたね。
預金封鎖は「陰謀論」だそうです
で、寝ながらYouTube見ていたんですが、「マイナンバー 預金封鎖」で検索すると、ある動画が出てきました。
敢えてリンクは貼りませんが、マイナンバー制度推進の政府の広報動画みたいですが、その中で、
某デジタル相が
「政府に預金封鎖されるというネットの噂は本当?」
という疑惑を
「ネットのよくある陰謀論の一つ」
とした上で、
「政府としては全くそんなことは考えておりません」
…と言い切っていました。
で、コメント欄見たらツッコミの嵐なんですよね。
私なんかは、この動画の内容とコメント欄の対比がシュールだなぁ…って思ってしまったわけですが、この政府見解について私がどう思うのかは、もう敢えて書きません。
過去の投稿見ていただければ分かる話。
ここで敢えて書くとしたら、
選挙の時に増税の話をしないでおいて、
臨時国会でも増税のための話し合いをしないでおいて、
それらが済んだ途端に増税の話ばかりしだす
そんな政府の言う事なんて、今さら誰が信じるんですか?
ってことぐらいだろうか。
いずれにしても、こういう話をこの記事でしたい訳じゃないので、この辺にしておきます。
後々何かあった時のために、しっかりこの動画の魚拓は取っておいた方が良さげな気はします。
都合よく使われ過ぎるキラーワード達
ただなんか最近、
「陰謀論」
「デマ」
「誹謗中傷」
…こういう言葉が悪い意味で滅茶苦茶都合よく安易に使われるようになったなぁって改めて感じました。
自身に都合の悪い疑惑には、すぐに「陰謀論」「デマ」などという言葉を振りかざし、会話そのものをシャットアウト。
自身に都合の悪い批判が出始めたら、「誹謗中傷」という言葉を振りかざして被害者振る。
この件に限らず、ここ数年、こういう光景を、テレビでも、ネットでも、何度も何度も何度も…見せられてきた気がするし、今回の政府公式動画を見て「またか」と思ってしまいました。
件のマイナンバー推進の政府公式動画については、少し(いや、大幅に)譲って本当に「預金封鎖計画疑惑」がただの「陰謀論」だったとしても、もう少し別の説明の仕方があるだろう?と思うんだよな。
疑惑をこういうワンフレーズで切り捨てる様子を見せられてしまうと、逆に不信感持つ人だって多いんじゃないかと思います。
このデジタル相自身、ワクチン担当してた時も「副作用は全てデマ」と言い切った前科をお持ちですが、あの時も、あの発言でワクチンやそれを勧めて来る政府が信用できないと感じた人は結構いたのではないかと思うんです。
大体、どんな優秀な医薬品でも、「副作用ゼロ」ってあり得ない話。
なのに、当時まだデータも十分でないワクチンに対してこんなこと言っちゃいかんでしょう…。
前も書きましたが、私もこれで不信感持ったうちの1人なんですが、
できないことは「できない」
分からないことは「分からない」
政府として責任持てないなら「ちょっと責任は負えません」
って言ってほしかったな。
そしたら逆に政府を信用したと思います。
マイナンバーについても、メリットばかり強調して負の側面を頭から全否定したりするから、逆に疑心暗鬼招く部分あるんちゃうかな?
我々部外者にとっては、システムやら、スマホに入れるアプリやら、カードに入ってるチップの仕様なんて完全にブラックボックス。
こんなの疑われ始めたらいくらでも疑惑が出てきて収拾付かなくなると思うのは私だけか??
あと、有名どころで言えば、某宮家のKK騒動の時の話ですかね。
あの時も寄せられる批判を全て「誹謗中傷」呼ばわりしてやり取り終了。
この対応のマズさが世間の怒りにしっかり油を注いだ形に。
その他、有名どころ以外でも、ウ●コみたいな著書出して炎上したリタイアブロガーが、寄せられる批判を「誹謗中傷」呼ばわりして被害者振る光景も何度か見た気がします。
相手とまともに会話する気がないなら無視しちゃえばいいのに、それをしない。
で、一応話し合いや議論に応じる体だけは見せるんだけど、
「陰謀論」
「デマ」
「誹謗中傷」
こういうキラーワード一つで一方的に話を終わらせる。
KK問題の事例を見ても分かるように、こんな「説明」ならしない方がマシじゃないかと私は思います。
でも、これらのキラーワードを簡単に使う人にはそれが分からないんだろうか。