ビットコインどこまで上がる??

ビットコイン、私も若干量持っていますが、昇竜拳です。なくなっても良い金額だけ買って放置していたら結構伸びてます。

この記事では今後のビットコインについて考察してみたいと思います。

個人的にはビットコインの将来性については半信半疑なんですけどね…

ビットコインとは

ビットコインは、2008 年に「サトシ・ナカモト」と名乗る人物がインターネット上に公開した論文の中で構想が示され、それを受けて運用が開始された仮想通貨です。

分散型台帳を作る技術であるブロックチェーンを利用することで、公的な発行主体や管理者の裏付けなしにネットワークを介して価値の保存や移転を行える特長があります。

ビットコインは数ある仮想通貨の中で時価総額が最も大きいことから、仮想通貨の代表格と言っても過言ではありません。ビットコインから分裂や派生した通貨も多く、仮想通貨の基軸となっています。

引用:ビットコイン(Bitcoin)とは 【bitFlyer(ビットフライヤー)】

現状確認:上がっている理由

上がっている理由
  1. 先進各国の大規模な金融緩和により法定通貨が信用を無くした
  2. 金を買っていた投資家の一部が金を売って流入 ※金には保管のコストやセキュリティの問題がある
金価格推移
金価格の推移
2020年8月以降、金売り&BTC買いのトレンドが続く
引用:純金上場信託(現物国内保管型)【1540】:ETF – Yahoo!ファイナンス

否定派の意見は的外れじゃないのか?

「発行主体も管理者も裏付けもないただの記録情報。こんなものは信用するに値しない。」

否定派の意見を要約すると大体こんな話みたいです。でもこれは明らかに的外れだと思います。

あらゆるものは欲しがる人がいて初めて値段が付く

元々物の価値って幻みたいなものです。例を挙げてみます。

物の価値なんてそもそもがいい加減
  • 法定通貨、債券、株式⇒裏付けとなる発行体に価値や信用を感じる人がいなければただの紙切れ
  • 不動産⇒欲しがる人がいなければ、ただのコンクリートの塊orただのスペース
  • 金⇒黄色い金属。価値があるものだという共同幻想があって値段が付く。(工業用の需要も一部あるが、それにしても利用価値を感じる人がいて初めて値段が付く)
  • 宝石⇒少し綺麗な石ころ。金とほぼ同じ理屈で値段が付く。

ざっくり一例を挙げましたが、世の中のもの全てがこれと同じ理屈で値段がついているだけです。人が欲しがらなければただのガラクタという意味ではどんなものもみんな似たり寄ったり。

つまり、「ただの電子記録情報で管理者も裏付けもない」ことを価値がない理由として挙げる否定派は、物に値段が付く理屈分かっていないのでは?と思えます。こんなこと言うのはナンセンスじゃないのか。

管理者がいないことは強みにもなり得る

法定通貨の場合、国家がその通貨の価値への責任と発行量をコントロールする権限を持ちます。これは法定通貨の強みでもありますが、弱みにもなります。

今も世界各国でお金刷りまくりの金融緩和をやっていますが、法定通貨には政治的な都合で発行量や価値を国家の手でいじられてしまうリスクがどうしてもつきまといます。

逆にビットコインの場合は発行量の上限がシステムで決められてしまっていて、価値をいじる権限を持った管理者がそもそも存在しません。なので、国の都合に振り回されない資産を持ちたい人からすると、魅力的に映る可能性は十分にあります。

それでも価値が認知されるのは難しいかも

とは言え、今まで数千年に渡って形あるものにしか価値を認めてこなかった人間が、急に電子記録情報に価値を見出すようになるのかというと、やはり疑問が残ります。

現に、今ではメジャーになった紙幣を通用させるのにもかなり時間かかりましたよね。

150年ほど前から、まずは金本位制や銀本位制による貴金属で裏付けを取った紙幣の発行から始め、40年ほど前のニクソンショックの時に貴金属と縁を切ってやっと紙幣単独での価値が認められるようになりました。

要は、紙切れに価値があるという共同幻想を作るのに100年以上かかった訳です。

なので、ビットコインを始めとした仮想通貨の価値が認められるのかどうかは、今存在する「電子情報なんて価値ないよね」っていう共同幻想を崩せるのかどうかにかかっているハズなんですが、これ崩すには結構時間かかりそうですし、そもそも崩れないかもしれません。

短期で見ればアンチがいるうちは上がる可能性が高い

著名な投資家や経済評論家に否定意見を言う人が現状かなりいます。

でもこれ、短期的には結構先高観を示していると思います私は。

というのも、ものの価格が上がる時というのは、今まで参入していなかった人の参入が続くので値段が上がっていきます。そして、買うのを検討している人がみんな買ってしまい、これ以上の資金の流入が見込めなくなった時に価格はピークアウトします。

つまり、投資家の中で一定数のアンチがいるということは、こういう人たちの一部が態度を変えてこれから参入してくる可能性があることを示しており、これからまだまだ上がるという見立ても十分可能です。

私は今後も放置継続しますがね。長期で見てどうなるのか正直分からないので、買い増しする気もあまりしません。数か月のうちにあまり伸びるようなら、利食ってリバランスするぐらいはするかも知れませんが…。

★スポンサーリンク