【悲報】飲み会が復活の兆し

2022年7月16日

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

うちの職場でも、少しずつ、飲み会が復活してきました。

さすがに、大規模な歓送迎会や忘年会みたいなものができる状況ではないし、組織として積極的に

「やっていいですよ」

とは言えない感じです。

ただ、マンボウが終わったことで、総務には色んな部署や個人から

「やっていいですか?」

との問い合わせがあったらしく、それに対し、人数や時間などの制限付きでOKを出したようです。

いやはや…私のような大の飲み会嫌いには考えられないことです。

向こうから「やって良い」と言うまで黙ってりゃいいのになぁ。

これを受けて、数人レベルで個人的に飲みに行くオッサンがポツポツ出てきました。

このレベルなんで、私がお呼ばれすることはまだなさそうですが、そのうち部署単位の飲み会が復活すれば、またあの憂鬱な日々に逆戻りです。

嫌だなぁ…そんなの。

正直、飲み会なんてやりたい人同士で集まってやる分には良いけど、「行きたくない」と思ってる人まで巻き込むのはおかしいと思うんです。

そうは言っても、リア充諸氏は飲み会に行きたくない人の気持ちなんて、ぜーんぜん気にしてないように見えます。

今日は、そんなリア充諸氏に参考にしていただくため、社会不適合者の私が飲み会に行きたくない理由をぶちまけてみたい。

ノリが嫌だ

まず、1番はこれですね。

リア充的な「ウェ~イ」ってノリがめっちゃ苦手なんです。

理由としては、「生理的にダメ」としか言いようがなく、最早理由なんてありません。

だからこそ根深い話なんだとも思います。

そして…

飲み会になると、ハメ外して普段では考えられない高いテンションになる人がいます。

また、小綺麗な若い女性に鼻の下伸ばす男性もいます。

逆に、男性職員に媚びる若い女性もいます。

ああ言うの見たらめっちゃ白けるし、正直不快極まりないんです。

マイナス評価が下る

よく、「飲み会は無礼講だ」とか言う人いますが、あれ絶対信用しちゃいけませんよね?

確かに、無礼講ってことで、表面上は飲みの場での言動が咎められたりすることはなかったりはします。

でも、飲み会参加者はハメ外してるように見えて、お互いの言動を非常に良く観察してます。

酔いが回っていても、頭のデータベースにはしっかり他人のデータが取り込まれているものです。

飲み会であったことが、後日別の飲み会や喫煙室でネタになることも非常に多い。

これを自分とってプラスにできるなら良いんですよ。

実際、飲み会行ったのきっかけで、

「あいつは大したやつだ」

と先輩や上司からのお覚えが良くなって、仕事がしやすくなる人も沢山いるわけで…。

ただ、コミュ障でアスペ気味な私は、そんな訳にはいきません。

私が飲み会に行くと、大体こうなります。

社会不適合者の飲み会あるある
  • イジられたら上手く返せずアウアウ
  • 気を利かせて酒注いだり皿を下げたりってのが…できない訳じゃないけど、ぎこちない
  • 幹事でもさせられようもんなら、アウアウ言いつつ盛大に宴を崩壊させる

仕事だったらある程度「型」ってものがあるんで、アスペ気味の私でも、少し場数を踏めば他人の足引っ張らない程度にはこなせるんです。

が、こういうざっくばらん(笑)な場で、空気読みながら臨機応変に軽やかにしなやかに対応する…なんて無理ゲー過ぎるんです。

故に、私に対する周囲の評価は、多くの場合、ただ仕事してるのを見られているだけなら、

イマイチ君だけど、問題起こしたり他人の足引っ張ったりしないから…まぁいいか

くらいで収まるんです…もしくは、しばらくメッキが剥がれずに済みます。

だけど、飲み会に行くと

アイツはヤバい。ダメだこりゃ!

となり、一瞬でメッキが剥がれて評価は急落します。

ダメサインを出す女性

正直、私が飲み会に行ったところで「ダメなやつ」っていうレッテル貼られるだけで、仕事上は完全にマイナスです。

強制的に参加させられる

肌感覚だと、飲み会に対する職場の人のスタンスはこんな感じかと。

やりたい…2割

日和見、呼ばれたら一応は行く…5割

行きたくない…3割

そして、大体、部署単位の飲み会が行われてる時の流れは決まってます。

同調圧力が働くメカニズム
  1. やりたい2割の人が所属長に「やりませんか?」と言う
  2. 所属長が「まあいいか」と承認(ポイント:飲み会が好きで人間関係作りが上手な人ほど出世してる)
  3. 日和見の5割がそれに同調する
  4. 行きたくない3割も断りづらくなって過半が嫌々参加する

構図としては、一部の積極的な人に大多数の人が惰性と同調圧力でお付き合いしてるだけなんです。

参加率と支持率は全く別物で、断るのが難しいから参加率が高いだけの話なんです。

足かせが付いたサラリーマン

参加者の支持がないのに、やってどうすんだよ?

さらに言えば…

飲み会への参加の強制ってのは、ハラスメントに当たる可能性もあるようだし、飲み会が労働基準法上の労働時間とみなされて残業代を払わないといけなくなる可能性もある結構法的にグレーな行為のはず…なんですが、日本のほとんどの会社ではガン無視されてますね。

どうなんだろうなぁ…これ。

業務の延長なのに自腹

好きか嫌いかは別として、

職場の飲み会が業務の延長線上

と言うことについてはあまり異論はないと思います。

会費はもう仕事上の必要経費みたいなもの

あれは仕事を円滑に進めるためには必要なイベント

こういうこと言う人も少なくありません。

で、これに加えて、先に述べたように事実上の業務命令で断り辛いという背景もあります。

業務上の必要から行うイベントで、かつ断る自由がないなら、本来は

  • 飲み代は会社持ち
  • 拘束時間に対して残業代を付ける

ってことをやるのが…道徳上はスジだと思われます。

そして法的にも、参加が強制なら、労働時間と見なされ残業代の支払い義務が生じる可能性がある。(2回目)

が、こういう手当をやってる会社は私の知る限り1社もありません。

こういうのが元々好きな人は

「まぁいいか」

となるんだろうけど、私も含めて嫌々参加してる人が「まぁいいか」ってなるかとなると、無理だと思います。

聞きたくない&知りたくない話を聞かされる

まず、飲み会で鉄板の話題といえば、その場にいない人の噂話や悪口です。

ですが、大抵のケースに於いて、それを知ったからと言って何か対策取ったり、ましてや悪いやつを粛清したりできる訳じゃありません。

知ってしまったことで、ただ不快な気持ちにさせられるだけです。

だったら何も知らない方が良くないですか?

仕事と関係ない話を同僚とするのも好きじゃありません。

特にプライベートの話が嫌なんですよね。

羨ましくなってこっちが卑屈になってしまったり、逆に「アホじゃね?」って相手を蔑んでしまったり…

もちろん、新たな一面を知って好感を持つこともないわけじゃないけど、嫌な部分や妬ましい部分を知ってしまったことでネガティブな気持ちになることの方が多い気がしてます。

これも何も知らないママの方が良いなって思いますね。

酒が嫌い

私は別に体質的にアルコールが飲めないとか、そういう話じゃないです。

ですが、ビールや日本酒に関しては…あんなものの何が美味しいのか、私には全く分からない。

美味しいと思って飲めるお酒なんて、精々、梅酒とか年数の若いワインとかですね。

それにしたって、ジュースがあるんならそっち飲んでた方が良いかな?と思ってしまうぐらいです。

わざわざ高い税金払ってまでアルコール飲みたいとは思わないですね。

タバコの煙が嫌

私はタバコが大嫌い。

臭い上に有害だからです。

自分が吸わないのはもちろんのこととして、副流煙が流れてくるだけで嫌だし、歩きタバコしてる人がいたら避けてすれ違うレベルの嫌煙家です。

で、部署単位の飲み会となると、必ずタバコ吸う人が何人かいます。

そういう人に、目の前で蒸気機関車みたいにタバコをプカプカされるのが、かなり苦痛です。

マナーとして、彼らも一応は

「吸って良いですか?」

と聞いては来ます。

だけど、それに対して「嫌だ」と思っていても、実際に「嫌だ」と言える人なんてほぼいません。

私も渋々「良いですよ」と言ってしまう…。

で、目の前でプカプカやられる訳です…orz

飲み会なんで、数分で終わるようなイベントじゃないし、小さな個室だったりとかしたら、煙が充満して…もう気分は最悪。

終わったら着てた服もめっちゃ臭くなってるし。

欧州とかでは、こうやってタバコの有害物質を吸着した衣類や家具に、タバコを吸わない他の家族が触れたりすることが問題視されてると聞いたことがあります。

うちの家、赤子がいるんだけど…

まとめ

行きたくない理由なんて人によりけりでしょうけど、問題の根本は

行きたくなくても断りづらい

という部分にある気がしますね。

他の遊びもそうであるように…

やりたい人だけ集まって

他人に迷惑さえかけずにやるんなら

好きにやりゃ良い

…って話なんですよ。

そうやってやる飲み会の存在意義は私も否定しません。

あと、

全員参加してこそ親睦を図る意味がある!

って言う人もいるけど、個人的には、それも多分違うんじゃないかと思うんです。

心理学の実験で、イデオロギーで対立してる派閥の融和を図るために、レクリエーションや食事会をやって派閥間の関係が改善されるのか確かめた実験があるらしいです。

で、親睦図ろうとして接触機会を増やすと、余計に仲が悪くなる結果になったのだとか。

確かにそうなんでしょうね。

コロナ騒動の経緯を見ていても、自粛派と経済回せ派って…話をすればするほど分断と対立が深まっていった感じだったし、ワクチン推進派と反ワクチン派もそんな感じでしたよね。

私が同僚のプライベートの話とか聞くのが嫌だって気持ちも、恐らくこの話の延長線上なんだと思われます。

そもそも、飲み会に全員参加が必要と考える人は

相手との関係を良くするためには相手のことを知るのが大切

って考えを持っている感じがしますが、この前提自体を疑った方が良いんじゃないかな…なんて思ったりします。

分かり合おうなんて思うからトラブルに発展し、逆にお互いのことを何も知らない方が案外仲良くできる

…そんなことも多いんじゃないですかね?

百歩譲って、全員参加が親睦図るために有効だったとしても、仕事だったり会社だったりってものの人生における優先順位が高くない人だっているわけです。

そういう人に仕事にコミットすることを必要以上に求めると、それこそ辞められちゃうかもしれません。

このご時世、うちを始めとして採用に苦労してる会社も多いっていうのに、こんなんで良いんですかね?

今日は以上です。

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