少しポートフォリオを変えます
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
米国の利上げの話が話が出てきてから株価がグズグズしていますね。
私のポートフォリオはハイテクグロースが中心。
コロナ相場で最も恩恵を受けたセクターでしたが、今現在最もやられているセクターでもあります。
私の資産評価額はというと、去年11月のピーク時と比較して2割弱減といったところでしょうか。
で、少し悩んだ結果、少しポートフォリオを組み替えることにしました。
ハイテクグロース株を一部利益確定して、原油とエネルギーセクターに資金を投入します。
潮目が変わってきましたね
グロース株が利上げ局面に弱いこと、そして、去年秋時点で市場の期待が膨らみ過ぎていたことは重々承知でしたが、
本格的にハイテクグロースが強かった流れが変わるのか?
そもそも市場で言われているほども利上げできるの?
という部分が自分としては懐疑的で(って言うか、今も懐疑的なんですが)、大きく動かずに様子見をしてきました。
とは言え、原油やエネルギーセクターの値動きとかを見ていると、戦争もあって流れが変わって来た感じなので、様子見しながら少しずつポートフォリオを変えて行こうと思うように。
先々月、出来心でPYPLをつまんだ時も、しっかり落ちて来たナイフで怪我した感じやしね。
「落ちて来たナイフに手を出すな」って自分でずっと言ってきておいて情けない限り。
株価がグズグズしだしてから全世界株式インデックス投信(通称「オルカン」)をガッツリ買いに行ったのは良かったとしても、PYPLに手出したのは失敗。
下落モメンタムが弱まったの確認して入ったつもりが、しっかり2番底に嵌りました。
やっぱり、個別株の基本は順張り&トレンドフォロー。
今のグロース株じゃそれができません。
逆張りは難易度が高いし、相当慎重にしないと怪我するって改めて思いました。
遅きに失した感満載?
ポートフォリオ変えるにしても、今頃?
って声が聞こえてきそうですね。
確かに、利上げが囁かれ始めた去年の暮れごろから、方々で「これからはバリュー株だ」とか散々言われてた話ですから。
個人的な流儀なんですが、私は
慌てて動かない
多少乗り遅れても良いから、流れが見えてから動く
ということを大事にしてます。
あまりスピード感を重視してしまうと、暴落局面で売っちゃいけない銘柄を売ってしまうようなことが良くあって、とにかくロクなことありません。自分の経験上は。
なんで、私は多少流れに乗り損ねても構わないから、大きな流れが確認できた時点で動くと決めています。
その結果、損切りが底値になっても構わないと思うんですよ。
損切りした後、L字にならずリバウンドする銘柄に資金を移すことができるなら、何も問題ないんだから。
なんで、別にこれはグズグズしていて判断が遅くなったというよりは、自分の流儀を通した結果です。
コロナショックの時もこのやり方でしたね。
あの時は、底値で航空株や銀行株を全売りしてハイテクグロースに乗せ換えました。
エネルギーセクターに戦力投入
で…今アツい分野って…まずは石油ですよね。
当分、ロシア産の原油は色眼鏡で見られることになろうかと…。
ということで、
原油ETF
エネルギーセクターETF
に、まずは資産の1~2%を突っ込んでみようと思います。
まずはこれで少し様子見て、ウエートを大きくするか否か決めようと思います。
ハイテクグロース株を見限った訳じゃない
一つ断っておきますが、別に今まで持っていたハイテクグロース株達を見限った訳ではないし、長期目線で見れば石油関連なんかより全然良いと今でも思ってます。
大きな目で見れば、先進国全体でおいそれと利上げなんてできないと思うし、金融緩和的な政策が今後も繰り返されていくと思うんですよね。
これは日本に限った話ではありません。
先進国はどこも借金漬けだし、とにかく国民に消費させ続けないと社会が回らないシステムになっているからです。
その展開で強いのは、バリュー株や高配当株やディフェンシブ株でなく、やはりグロース株…という話になるはず。
ただ、今回しばらくはハイテクグロースに逆風が続くのかなと判断はしました。
その間ずっと上がらない株に資金が拘束されるのも癪だなぁと思うんです。
ただ、変にポートフォリオを組み替えることが裏目に出てしまうケースだって多いのも事実で、「経験が浅い初心者なら気絶して握り続けてた方がマシ」って話もあります。
そこは一応理解しているつもりです。
なんで、今回原油やエネルギーセクターのETFを買い入れしますけど、主力を動かす気はさらさらありません。
石油・エネルギー関連への投資は、資産の数%以内でやろうと思っている程度の話だし、投機と割り切っている面もあるんで、ある程度利が乗ったらサッと退却するつもりです。
今日は以上です。