アンチコメント?に真面目に回答してみた
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
先日、金融所得課税をdisり倒した上に、
金融所得課税を強化するんじゃなく、逆に優遇措置設けて眠ってる預金で国民にガンガン外国の株式を買わせればいい。
資本成長率が経済成長率を上回る理屈を利用して、外国人社畜を働かせた富を日本に吸い上げる仕組みを作ることができれば、当面は国民を食わせることができるんじゃないの?
と主張しました。
これに対し、読者(恐らくアンチ)からコメントが来たので、それに答えてみたい。
普通のブロガーさんならスルーするだろうけど、ネタに丁度いいので記事の形で回答します。
Contents
質問内容
とりあえず、質問内容はこんな感じです。
あんたの方法で吸い上げようとしたら金融課税しか方法がないけどね。
一旦減税してから数年後吸い上げるってこと?(原文ママ)
う~ん…。
この短い文からでは質問の意図がやや分かりづらいのですが、とりあえず、
「アンタのやり方だと、フローが金融所得によるものメインになってしまうので、そこで金融所得に課税しないなら、税収確保できないでしょ?」
という意味だと解釈して進めていきます。
窓際族が回答します
基本的には、経済が立ち直ってパイ自体を増やすことができれば、そこまで税制いじる必要はないんじゃないかと。
私の考えを要約すると、こんな感じです。
- ジリ貧になってる、パイが減り続けてる状況を早く止めるのが先決。
- 産業の育成や少子化対策は一朝一夕にはできない。
- だから、まずは時間稼ぎが必要。それには、眠ってるお金働かせるのが手っ取り早い。
- 国が成長軌道に乗り、パイそのものを大きくしてしまえば、金融所得課税に拘らなくても税収は増える。
- 格差を放置するのも問題だけど、格差是正にも社会的コストはかかる。どこで落とし前を付けるのかは、究極的には好みの問題。
確かに、金融所得という形で外国から富を吸い上げるんで、短期的にはご指摘の通り、上手く税収上がらないと思います。
ただ、乗数効果がどの程度のものになるのか分かりませんが、基本的には得たお金ってどこかで、何割かは使われるハズなんで、外国からパイ取ってくることができれば、それにつられる形で税収上がるはず。
例えば、私のように、あんまり働かずに投資収益で食おうって人なら、外国からの投資のアガリは生活費という形で国内の経済に落ちますよね。
ましてや、お金の置き場所や使い道がない金持ちのみならず、多数派のマス層にも投資を奨励するってなると、尚更その傾向は強まるハズです。
…という回答にしときます。
アンチも大事なお客様です!
当ブログはアンチも大歓迎です。
ブログの隅々まで読んでくれて検索エンジンからの評価を押し上げてくれて、下手したらtwitterとかでリンク拡散してくれたりしますから。
そういう形になって最終的に得するのは私なんでね。
有難い限りです。
これからもアンチの皆様を心よりお待ちしています。(^^)/
※21.10.31 追記:質問くれた人はそこまでアンチという訳でもなかったようです。半ばアンチであること前提にしてしまい、申し訳ないです。