ジュニアNISA口座を秒で開設
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
現在、絶賛育児補助休暇で連休中です。
…と言っても、赤子の扱いにも夫婦ともにまだ慣れていないし、役所関係に届け出もしないといけないしで、普通に働いてる時よりも遥かにしんどいです(仕事行っても干されてるだけなんですが)。
そして、生まれた長女のために、早くも銀行口座とジュニアNISA口座を準備しました。
投資始めるのは若いほど有利
インデックス投資もそうですが、このブログでNISAについてもあんまり詳しく説明する気はありません。
こんな話は他のHPやブロガーが詳しく説明しているんで、ワザワザ自分がする必要ないし、したところで後発組ブロガーのそんな記事に需要はないと思われるので。
代わりにリンクを貼っておくので、「よく知らねーわ」って人は参考までにどうぞ。
[blogcard url="https://info.monex.co.jp/nisa/nisa2024/index.html"]
一応簡単に説明しておくと、NISAって、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの三種類があって、一定の条件のもとで投資にかかる税金が免除される制度です。
この中のジュニアNISAってのは未成年向けのNISA制度。2023年までの間にジュニアNISA枠で株や投信に投資すると、子供が20歳になるまで配当・分配金や値上がり益を非課税で運用できますよって制度で、投資可能額は年間80万円までです。
制度が2023年に終わる予定でそれ以降の口座開設や新たな投資はできないようなので、赤子とは言え悠長なことは言っていられないし、投資は早く始めれば始めるほど時間を味方につけて大きな複利効果が得られます。
なんで、
いつやるの?今でしょ!
ということで、新生児に口座を用意した次第。
NISA制度にはインデックス投信が好相性
作ったジュニアNISA口座には、私が積み立てで買ってきたインデックス投信を生前贈与で移管しようと考えています。
なぜインデックス投信を選択したのかって話ですが…、あまりNISAの話する気なかったんですけど、少し説明します。
ジュニアに限ったことではなく、NISA制度には注意しないといけない点があります。
それは…
非課税期間中に株や投信を売却せずに期間が終了した場合、期間終了時の株価や基準価額を取得価格とみなして、その後の売却時に課税される。
というルールの存在です。
イメージとしてはこんな感じです。
NISAって「少額投資非課税制度」って名前付いてますけど、「非課税」なのは非課税期間中に投資商品が値上がりした場合の話です。期間中に値下がりすると、逆に課税額が膨らみます。
しかも、NISA口座と他の口座との間で損益通算による節税も認められない…と来ています。
国は預金を投資に向かわせるためにNISAって制度設計したハズなんですが、この制度って金融商品をハイリスクハイリターン化する仕組みになっていて、制度の仕組みや金融商品の性質をある程度理解している人でないと上手く使いこなせない制度って面があるんですよね…。
そういや、NISAで買われてる銘柄のランキングにダブルインバースETFが入ったことがあって、5チャンネルがざわついてたことあったな(呆)。。
これを使いこなす一つの対策としては、
- 超長期目線で確実に値上がる銘柄を選択する
- できるだけ長い非課税期間を取り、ボラティリティ(株価の波)を無視できるようにする
という手が有効だと思われます。
具体的なやり方としては、つみたてNISAなら20年、ジュニアNISAなら子供が20歳になるまで非課税期間が取れるので、非課税期間が5年の一般NISAよりそっち選んでしまった上で、世界株式型のインデックス投信を制度利用して仕込んでいけば、お得に運用できる可能性が高いと見ます。
20年もリードタイム取れば、個々の会社には栄枯盛衰があって、今イケイケの会社もどうなってるのか分かりません。が、世界の時価総額って超長期で見れば平均年利4~5%程度で伸びてきたって実績はあるんで、世界株式型インデックス投信なら上がったり上がったり繰り返しながらも20年後には今よりは値上がりしている…という可能性がかなり高い訳です。
そうなると、基準価額が下がっていて余計に課税されました…なんて話になる可能性は低い。
余談ですけど、そして私はやりませんが、もし個別株使って利ザヤ抜くの狙うなら、逆に非課税期間5年の一般NISAの方が適任でしょうね。20年もリードタイム取ってしまったら、そんな先の話誰にも予測付きませんから。
まとめ
NISAってそんな使いやすい制度じゃないですね。
私自身も、つみたてNISAが始まるまでは証券会社の営業が来ても断って使っていませんでした。使い勝手が悪いなと感じてて。
基本、仕組み知ってる人にとってのみ美味しい制度ですよね。
お金のことや、それにまつわる制度や仕組みについて、理解している人としていない人の間でこうやって格差が開いてくるんやろな。