不労所得の有難みと新たな景色…休職を経験して

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

何度か書いてきたけど、私は30過ぎの時に病気で1年休職したことがあります。

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その間、健康保険組合から傷病手当は出るものの、基本的には無給。

働かず(働けず)、給料も貰わず…という状態を一年経験して、頭で分かってたつもりのことが再確認できたり、新たな景色が見えたりしました。

今日はそれについてのお話です。

まぁ、病気してた訳なんで、あまり気持ちの良いものではなかったけど、あの経験は自分にとって無駄ではなかった気がしてます。

不労所得の有難みが身に染みた

僅かな手当だけで、給料はない。ボーナスなんてもちろんない。

そして、多額の治療費が毎月かかりました。

最初は大丈夫だろうかと心配になりましたが、結果的には…

普通に治療費払えたし、生活費も工面でき、全然問題なかったです。

当時は個人資産3000~4000万円程度あって、そこから投資のアガリがあったおかげで、金銭面で行き詰らずに済みました。

それどころか、休職から復帰した時には、休職前より資産評価額は大きくなっていたぐらい。

不労所得があれば、人生のリスクヘッジになります

もう、不労所得様々です。

こうなると、保険も必要ない。

この辺、一応頭では分かっていたけど、自分が働けない状況になって初めて不労所得の有難みが身にしみましたね。

見える景色が変わった

そして、当時の個人資産は4000万円にも満たないぐらい。

休職するまでは、

これっぽっちの資産ではリタイアできっこない。

無能で転職もままならないやろから、しばらく会社にしがみつくしかないな…orz

と思いながら、上司の顔色伺いつつ無能なりに必死に働いてました。

だからストレスも溜まって体いわしたのだろうけど…

だけど、働かなくても僅かな手当と投資のアガリで普通に食って行けた…という、もうセミリタイアそのものの体験をしたことで、

これ、セミリタイアぐらいならいつでもイケるんじゃない?

ストレス溜めてまた潰れても損だし、どうせ休職歴作ったから出世の道も絶たれたハズ。

それなら、もう周りの人の顔色伺いながら働くのはやめにしようっと!

と、考えが変わってきました。

休職がきっかけで、自分がセミリタイアできることに気付いてしまい、

「いい子」でいるのはもうやめだ!

となった訳です。

でもやっぱり、窓際族やってると周りにどう思われてるのか考えたら怖い。

休職というきっかけがなければ、「行けるやん!」という感覚は中々持てなかったと思うんですね。

ひょっとしたら、リタイアできる状態になっていても、本人がそれに気づかなかったり、踏ん切りがつかなかったり、きっかけがなかったりで、最後の決断ができないってケースも多いのかもしれませんね。

仕事が辛くないのなら、それでも全く問題ないのだけど…。

どこかの盗塁王が、

「盗塁は勇気持って思い切ってスタートすることが一番大事。『刺されたらどうしよう』なんて考えてはいけない。」

なんて言ったらしい。

早期リタイアも…いや、何をやっても…これは同じなのかもしれないですね。

決断を下す勇気ってめっちゃ大事。