飲み会に「積極的に参加」しろだと!?

2022年7月16日

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

コロナ騒動の自粛の影響で、イベントや飲み会が全てぶっ飛んで快適な生活を送ってきた私ですが、緊急事態宣言が終わったことで、嫌なムードになってきたなぁと思っている今日この頃です。

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それに関し、今日はさらにきな臭いニュースがあったので、それに関して思ったことを綴っていきたいです。

忘年会に「積極的に参加を」

忘年会、新年会は「積極的に参加を」 山形県鶴岡市が職員に呼びかけ

忘年会、新年会は「積極的に」――。山形県鶴岡市は15日、市職員に対する「飲酒を伴う会食・会合」の自粛を取りやめ、一転して参加を呼びかける文書を発表した。コロナ下で冷え込んだ飲食業界の消費を喚起しようという狙いだ。

文書は総務部長名で職員に通知。「長引く飲食の自粛が地域経済に及ぼす影響を鑑み、市内飲食店への支援及び消費喚起による経済の回復のため」として、感染対策を実施した上で、「飲酒を伴う会食・会合」の実施や参加を呼びかけている。

マスク着用やコロナ対策店の利用、2時間以内の会合といった感染対策を求める一方で、人数制限への設定はなく、忘年会・新年会は「積極的に行うこと」とした。文書では「感染リスクを常に意識するとともに、市民サービスを支える公務員の自覚のもと、市職員としてふさわしい行動に努めてください」と結んだ。

引用:忘年会、新年会は「積極的に参加を」 山形県鶴岡市が職員に呼びかけ(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

こんなお達しが同業他社で出たなんてゲンナリする思いです。

うちも今後似たような感じになるんですかね??

もう飲み会なんてなくなってほしい

何度も言いますが、元々ワイガヤ系やウェーイ系のイベントが大嫌いな私としては、

忘年会に限らず、二度と飲み会なんか復活しないでほしい。

あんなの、残業代がマイナスの残業。

同僚のプライベートな話、胸糞悪い人事に関する噂話、上司や年長者の武勇伝…どれも興味がないばかりか、知りたくないし聞きたくない。

さらには、飲み会で気の利いた行動ができるのか、みんな盛り上がって馬鹿やってるように見せて、めっちゃよく観察してません?

社会不適合者でKY(危険予知ではない)かつアスペ気味で人の気持ちが分からない私は、型が決まっている仕事の場だとまだ経験で何とかなっても、こういう砕けた場で目上の人を立てようとしても大体アウアウなってしまうし、これがいくら場数こなしても直りそうにありません。

そして大体において、「無礼講」とは嘘ばかり。飲み会で下ったマイナス評価が後日仕事にも影響するんです。

嫌な思いする上に仕事にもマイナスなんだから、こんなの参加するぐらいならサビ残してた方がマシ。

…と、サビ残どころか、毎日終業時刻後5分以内に退勤してる社内ニートが言っております。

職場に残る違法性が強い昭和の化石

…というのは個人的な事情としても、勤務時間外の行動を強要すれば違法の疑い出ませんかね?

この記事に対し、コメント欄に弁護士さんがこんなコメントを残していました。

飲み会への参加を強く勧めることは、参加への強要とも受け取られかねず、慎重になる必要があります。程度にもよりますが、ハラスメントに当たったり、場合によっては違法性が認められることもあります。
同調圧力の強い職場では、強要したつもりがなくても、事実上、行かざるを得ない状況が作られかねません。特に、コロナの感染状況が今後どうなるのか不透明な中、感染リスクが高い飲食の場に行きたくないと感じる人もいると思います。一人一人の自由な意思決定を尊重することが何より大切だと思います。
(以下略)

実は、コロナとか関係なく、うちの会社には飲み会参加を事実上強要するシステムがあります。

なんと、毎月5千円も飲み会代が給料から天引きされてるんですよね。

そして、飲み会に行かなかったらそのお金は掛け捨てになるという素晴らしいシステムです。

早い話が、お金が人質に取られてるので行かざるを得ないんです。

昭和から継続してる文化らしいですが、こんな化石みたいな文化が未だに残っていることに転職した当初は驚きました。

因みに、飲み会代を給料から天引きするのは労働基準法違反。

原則として税金や保険料以外の給料は一旦全額従業員に払わなければなりません。

これを回避するためか、形ばかりの同意書が回ってくるのですが、職場に誰一人署名しない人はおらず、事実上拒否権はありません。

これ、この弁護士さんが言う理屈に当てはめると、立派なハラスメントだと思うんですが、いかがでしょうか?

こんな違法性疑われる状況を人事も総務も見て見ぬふり。

うちの業界の良くないところとして、職員が損するコンプラには厳格なのに、職員が得するコンプラにはいい加減なんですよね。

私を始めとして、おそらく何割かの人は問題視してると思われるんですが、それを言い出せば組織への敵対行動と取られかねない同調圧力(…と言えば言い過ぎな気もする)が漂っているんで、誰も言い出せません。

「なりたい職業」にもブラックな面がある

うちの業界は少なくともこの10年ほどは、なりたい職業ランキング上位の常連だった気がします。

ですけど、旧態依然としててブラックな一面もあるんですよ、この業界。

もちろん、昭和的であるが故の良い部分もあったりするし、この記事で書いたことが全てじゃないです。

だから、一概に「来るのはやめとけ」とは思わないです。

欠点のない勤め先なんてないですから。

そういや、ああいうランキングってどこでデータ取ってるんだろう?

最近は採用試験の応募者がかなり減っているようだし、どうも実態と乖離ある気がするんですよね。