中国が震源地の世界株安が進行

こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。

世界レベルで株式が結構やられてます。私も少なくない影響を受けています。

ご存知の通り、震源地は中国。

恒大集団がヤバいらしい

借金しまくって少ない自己資本に高いレバレッジをかけ、事業を急拡大させてきた不動産大手の恒大集団の経営悪化や社債デフォルトや融資の焦げ付き懸念が意識されたのが発端らしい。

影響が波及して金融システムがやられるんじゃ?と。

中国政府がリスク取り過ぎてる不動産業者に対してデレバレッジを迫ったのをきっかけに、経営にレバレッジをかけることができなくなって経営が悪化。そしてこのような事態になったようです。

リーマンショックの再来?

そうはいっても。

報道内容によると、この恒大集団ってのの社債の格付けは元々ジャンク債扱い。金融システムの要になる銀行や保険会社の多くは保有してない…らしい。

これが事実だとしたら、後は金融機関からの融資がどうなるかだけど…。どうせ中国のことだし、本当にヤバくなれば公的資金突っ込みそう。

なんで、現時点では、融資の焦げ付きや社債のデフォルトの連鎖で金融システムがやられる…という展開は考え辛いのでは?と思ってしまいました。

仮にそういう事態になったとしても、今の市場環境で株価がそれに反応するのかとなると別問題かもしれません。

リーマンショック当時と違うのはインデックス投信の存在です。

当時はあまりメジャーじゃなかったインデックス投信。

今はこれを半分貯金感覚で積み立ててるような人がかなりいるし、そんな人はパニックになって売ったりしません。

ショック起きた時、個別の企業がどうなるのかは分からなくても、市場全体で見ればいつかは元通りになるってのがあるんで、インデックス投信は元々ショック起きても売られ辛い。

同じ理由から、下落局面で個別株に手を出すのは結構勇気要りますけど、インデックス投信なら抵抗がありません。

コロナショックの時なんかは、インデックス勢の逆張り資金が入ってきて空売り勢を焼いてしまいました。

そして、そのインデックス勢の中に中央銀行が入ってたりするのなんて、リーマン当時ではありえなかった。

なんで、リーマンショックみたいな事態にはおそらくならない…と今のところは思っています。

私は個人的な事情からできませんけど、もし余裕資金持っていたら買っていって良いんじゃないですかね。

「今売ると勿体ない=売り時」らしい

ただ、私の持ち株もこの下落で結構やられていて、ここ1週で評価額が200万円分ぐらい下がりました。

7000万円以上の戦力を持っていて、かつ、その85%程度を株に突っ込んでいるんで、正直こんなの良くあることです。あんまり気にしてないっちゃ気にしてないんです。

だけど、ぼちぼち、また株式のウエート削って何か実物資産買い入れようと考えていた矢先だったんで、株価がこうグズられると、ちょっと売りづらくて辛いなってのはあります。

今年の春先から、元々個別株式を削ってインデックス投信or実物資産へ…というリバランスを進めていたんですが、あまりにも個別株のパフォーマンスが良いので、それを見合わせていたんですね。

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アホやな自分…8月に利益確定しておけば良かったな…。

米国の某著名投資家が著書の中で書いていましたけど、

「今売ったら勿体ないんじゃないか」と思った時が、案外売り時だったなんてケースが多い。

…これ、まさにその通りですね。欲張るとロクなことないですね。

これを今から嘆いても仕方がないので、少し静観して落ち着いたタイミングで利益確定入れていきたいと思います。