弱気相場で私が唯一やったこと

お疲れ様です。窓際投資家です。

何言い出すか分からないトランプさんは相変わらずですが、市場参加者がトランプさんの言動に慣れてきたせいか、ここのところ、マーケットは落ち着きを取り戻しつつあります。

結局、私はこの弱気相場で何もしないまま終わりました。

「何もしなかった」ではなく「何もできなかった」

これね、

「予備戦力がほとんどなかったせいで、何もできなかった」

と言っても良いのかもしれません。

この値段なら買いたい!と思えた銘柄もいくつかありましたが、パンチが出せませんでした。

我ながら、格好悪いですね…。

以前、私は世界株式型インデックス投信(通称「オルカン」)を資金をプールする目的で使っていて預金代わりにしていると記事にしたし、そのスタイルが間違いだとは今も全く思ってません。これからもこのスタイルは続けます。

だけど、今回みたいに全体が弱気相場になるとオルカンも下がります。

そのせいでパンチ出したいときに出せなかったのはやっぱり悔しいし、このやり方も完璧なものではなく、副作用はあるんだよなぁ…とは改めて思いました。

どのぐらい現金という名の予備戦力を用意しとくべきなんか…これは永遠のテーマだし、究極的には答えないんやろね。

唯一できたこと

閃いたビジネスマン

さて、そんな私ですが…

特定口座のオルカンをNISA口座に移管

だけはこの弱気相場でやりました。できました。

多くの人はご存じでしょうが、特定口座で持ってる銘柄を直接NISA口座に移管するのはシステム上無理です。

そうしたい場合は、

特定口座で持ってる銘柄を一度売却して現金化

⇒その現金をNISA口座に入金し、同じ銘柄を買いなおす

という、クロス取引めいたことしないといけません。

これ、何が問題かというと、特定口座で売却をかけるとき、含み益があると税金取られてしまうんですよね。

原則論としては、含み益を含み益のままにしておいて、税払いを先延ばしにして運用続けた方が利益を伸ばせます。

売却したときに税金で取られる部分にも年率何%かの年率トータルリターンが指数関数的にかかってきて、雪だるま式に自分の資産を増やせますからね。

だから、原則論としては安易に利益確定はすべきでない。

ただし…一度税金払ってでもNISA口座に移せば、そっからの運用益が丸々非課税になるんで、そうした方が得というケースもそこそこ出てくると。

それゆえに、

このまま特定口座で運用続けるか

NISA口座に移してしまった方が得か

ここらは悩ましい場合が非常に多いわけです。

だけど、こういう弱気相場になって株価や基準価額が落ちると、移管時のクロス取引で払う税金を大幅に圧縮できます。

だから、弱気相場では特定⇒NISAの移管がお得にできて、将来的により大きく利益を伸ばせる可能性が高くなるんですよね。

…という理屈で、私は特定口座で持っていたオルカンの一部をNISA口座に移しました。

このタイミングでちゃっかりと。

こういうテクニックなら全く難しくないし、誰でもマネできるんじゃないかと思います。

これはマジでお勧めです。

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