ギリギリの状態で何とか生きてる人って多いらしい

お疲れ様です。窓際投資家です。

なんか最近、毎日のように電車が人身事故で止まってます。

勤務先の最寄り駅でもダイブがあったようだし、近所の駅でも。

傍目から見れば涼しい顔してたり幸せそうに見えたりする人でも、結構色々問題を抱えて生きてるケース多いんだろうな…。

うちの職場でも、職員のストレスチェックの結果が結構ヤバかったので、今日はそれをネタに進めていきたい。

ストレスチェックの結果がヤバい

ザル同然のストレスチェック

このご時世、どこの会社でもやってる話でしょうが、うちの職場でも年に1度ストレスチェックが行われ、引っかかった人は産業医と面談することになっています。

今年度は数か月前にwebで質問に答えていく形式で行われました。

私はというと、全く忖度なしにありのままに回答。

割とボロカスの内容で、今回は絶対に引っかかると思っていました。

だけど、なんと結果はセーフ!

総括としては

「全国平均より高ストレスだけど、危険なレベルではない。」

ということらしい。

マジかよ…。
これで引っかからないって…チェックしてる意味あんの!?

そういやこのストレスチェック、実際にストレスで体壊した直前もやったけど、その時も引っかからなかったです。

このストレスチェック、ザルなんでしょうね。

ザルに引っかかる人が結構いる

さて、そんなザルみたいなストレスチェックですが、その結果の集計が行われ、先日、総務課長からのレポートがメールで送られてきました。

その内容が結構衝撃的でした。

私は今、出先の事務所の所属で、同じ事務所では150人ほどが働いています。

総務課長の報告によると、そのうちの7人がこのザルチェックに引っかかるような状態で働いていると。

もう一度言いますが、私はこのストレスチェックに引っかからなくても体壊しました。

それで1年も休職することになったし、一時は社会復帰できるかどうかも分からない状態でした。

今回は忖度なしにボロカスに回答しても引っかからず。

これに引っかかるって…相当ヤバい状態だと思います。

体や頭の作りは人それぞれなんで、それでも大丈夫な人もいるんだとは思いますけど…、

心身壊そうが壊すまいが、これだけのストレス抱えてたらそれだけで相当辛いと思います。

最近、人身事故で電車が止まること多いですが、平気そうな顔してギリギリの状態で生きてる人って世間に結構いるんだろうなと思ってしまいました。

自分自身も、少なからず「ギリギリで生きてる」って感覚ありますしね。

もう辞めた方が良くね??

あと、お役所も決してホワイトな環境とは言えないんでしょうね。

ストレスの原因が仕事とは限らないとは思うけど。

嫌味で言う訳では全くないですが、

ここまで辛い思いしてるんだったら、もう辞めちゃった方が良くない?

と私なんかは思ってしまいます。

こんなの命の危険があるレベルのストレスでしょ?

年収500万円や600万円のために、命危険に晒してたんじゃ全く割に合わないと思うんですが。

「自分達は恵まれてる」と思い込まない方が良い

他人の頭の中は分からないですが、

「辞めたら勿体ない」

って気持ちで無理して踏みとどまってる人も結構いそうです。

というのも、この業界の人って

「自分たちは世間より恵まれた環境で働いている」

と思い込んでる人が凄い多いんですよ。

口先では色々文句言うけど、なんだかんだ言って根っこの部分ではそう思ってる…そんな人が結構いるようです。

新卒で公務員になって転職経験がない人なんかは特にね。

私も何年か前まで口先で言ってることをそのまま受け取ってたけど、どうもそうじゃないらしいと最近分かってきました。

かなり前、職場でエンゲージメント調査が行われて、こんな記事書きました。

[blogcard url="https://fire-madogiwa.com/post-18187/"]

で、この後に出て来た調査の集計結果を見ていたら、

「親族や知人にこの自治体に就職することを勧めたいと思うか?」

という設問に対して、「そう思う」or「どちらかと言えばそう思う」と答えた人が過半数超えてたんですよね。

自分としてはこれには結構驚きましたが、このこと知った後にそういう目で職員同士の会話を聞いていると、

ああ、この人たち、色々文句言いつつも、心の底では
「自分達は恵まれてる」
「自分達は特別だ」
って思ってるんだなぁ…

って言葉の端々から感じさせられることがかなりあります。

例えば、出来の悪い職員の噂話になった時も、

「あんなの民間だとソッコーでクビ」

みたいな言い方する人が多かったりとか。

こういう認識が一概に間違ってると思う訳じゃないです。

けど、転職組の私に言わせれば、必ずしも正しいとは思えないです。

世間見渡せば、もっと良い労働環境の民間企業、いくらでもあるよ??

私の元勤務先だって、お役所ではまずお目にかかれないレベルのヤバい人が何人か、クビにならずに生息してましたよ。

お役所にはタイムカードさえないけど、今時、中堅規模以上の民間でこんな労務管理してたら、即ブラック認定ですよ。

認知がちょっと歪んでないか~??

で、そんな歪んだ認知が原因で「辞めたら勿体ない」という言葉一つで思考停止して、自分の気持ちや未来の可能性に全部蓋をしてしまっているのだとしたら…それこそ余りに

勿体ない。

まぁそうは言っても、私自身も現在進行形で引退するかどうかの瀬戸際で決断できずにいるぐらいなんで、理屈通り行動するのも難しい話なのかもしれません。

ヤバい状態で働いてる7人に上記のような理屈を言ったところで、案外

「そんなの分かってる」

「だから悩んでいる」

って返されるのかもしれませんね。

しかし…海外を主戦場に投資をしていて、海外基準で副収入を受け取ってる自分からしたら、

年収500万円や600万円のために、文句言わずにここまで働くなんて最早「異常」としか言いようがない気がしてしまいます。

先進国…というか、今や東南アジアとかでも、これしきの給料のために命の危険があるレベルのストレスに耐えて働こうなんて人、もういないんじゃないですかね。

日本って労働者にとって地獄みたいな国だなと感じました。