あの銘柄は今

断続的にやってきたリバランス。

何か月かかけていろんな銘柄からちょっとずつポジション削って元気玉みたいにお金を集め、色々悩んだ末にそのお金でカラーストーン買うことになりました

今日は、その中でも多めに売った銘柄のその後をお伝えしたいと思います。

NYSE SE Sea

まずは、以前に売ったと記事にしたSeaです。

簡単に会社の概要を説明すると、シンガポールに本社がある企業で、東南アジアや南米等の新興国向けにオンラインゲーム事業やEコマース事業を展開している企業です。株式の4割弱をテンセントが保有しています。

この株は去年の春に仕込んで、うなぎ登りになる株価見ながら、25日線が寝たら一部売ろうと決めていて実際にそうしました。2月後半から3月前半にかけて、$215~250で1/3程度ポジション削って投資元金だけは回収。

今まで75日線にカスリもせずに上げてきたのに、下げてそこに刺さったタイミングですね。

「下がったら買い時だから勿体ない」なんて声もありましたが、株価が伸びたせいでポートフォリオに占める割合が私のリスク許容度を完全に超えていた感じで、これで暴落来られたらメンタルが耐えられない…そう判断しての売却でした。

売った後、一旦反発して元のトレンドに復帰したかのように見えて失敗だったかなって頭抱えました。だけど結局再度垂れてきて、もろにダブルトップを形成。短期的には完全に下もしくは横ですよね。

ポジション削ってなければ今頃悲鳴上げていた気がします。やはり、自分のリスク許容度はちゃんと意識した方が良さげです。

だけど、

  • 現金回収した今なら下落も気楽に眺めていられる。
  • 設備投資が嵩んで赤字にはなっているけど、売り上げは毎年倍々ゲームで順調に伸びている。

というのはあるんで、残り2/3は当面放置しようかな。

Nasdaq NVDA NVIDIA

そして、熱狂的なファンも多いエヌビディア。元々は、2、3年前に5G関連で需要あるだろうと思って買いました。

言わずと知れた演算半導体、GPUのトップメーカーな訳ですが、この度結構売りました。

ここはコロナとかそういうの関係なく、2019年の秋から株価が急伸。1年で3倍近くまで伸びましたが、これだけ伸びると反動が怖いし、株価が伸びたことでポジションが大きくなり過ぎていました。

これも伸びが止まったら一部売ろうかなと考えていたので、去年の秋口に無慈悲に$520で1/3を売却。

その後、好決算出そうが、注目の新製品発表しようが株価は反応しません。値動き見ている感じだと、ポシティブなニュース出て上げてもすぐに売り浴びせ食らって元の値段に戻る感じ。

一気に株価が上げてきていてそれが止まったことで、「上がるから持っておくか」と考えていた元々のホルダーが態度変えて断続的に売ってるんだろうなと想像できたので、先月にさらに$570で1/3強を売却した感じです。

こうやってホルダーが高値圏で短期筋に入れ替わると、何かのきっかけで値崩れた時に損切り売りが出て一気に暴落しかねませんからね。

株価は売ってから概ね横ばいです。

でも横ばいだったら売って正解なんですよ。個別株って形でリスク取ってるのに横ばいだったら割に合わないし、横ばいしてる間資金拘束されますからね。別のところ回していたら儲かったかもしれない訳で。

残り1/4程度はそのまま持ち続けようと思います。この大きさのポジションなら何があっても笑っていられます。

まとめ

今日、投資SNSちょっと見てみたら悲鳴でいっぱい。

やっぱり、こうなったら売るっていうルールは事前に決めておいた方が絶対に良いということですかね。あと、欲張るとロクなことないな。

それにしても、1割そこそこの上げ下げで歓声と悲鳴繰り返す奴ら何とかならんのかな?