グロース株投資家涙目

ハイテクグロース株総崩れ

ここ数日、株価が軟調です。私の資産評価額にも小さくない影響が出ています。

MSCI-ACWIやS&P500で見るとそこまで酷い下げではありませんが、ハイテクグロース株の崩れ方がヤバい。ハイテクグロースが多いNasdaqのチャートはこんな感じです。

別の記事でも少し触れたのですが、原因は雇用だのインフレ率だの言われますが、根本的にはもう買い方に実弾がないんじゃないのかと思ってるんですよね。GAFAMとか市場予想上回る決算出したけど、フェイスブックを除いて株価は反応しませんでした。市場予想上回る決算で、買い方に投資余力あったら普通は株価反応しますからね。

私自身も4月はリバランスのために、過熱感ある銘柄、具体的にはRSIが70%超えてきた銘柄から順番にポジション削っていました。

似たような投資家が結構いたってことでもあるんでしょうね。ハイテク系はこの1年でかなり株価も伸びたし、それによってポートフォリオの中でのウエートが大きくなり過ぎたら、リスク許容度に応じてポジション削るのがまともな投資家です。

短期的に見たら、ハイテクグロース系はキツイんじゃないかな。

押し目買いしたくてもできない

私は別に今すぐにリバランスが必要な訳ではないので、一旦リバランスは中断しました。本当は押し目狙って買いたいぐらいなのですが。

先日の記事でも書いた通り、私は割安、高配当、ディフェンシブよりハイテクグロース推しだし、言い換えるとコロナ相場を引っ張ってきた銘柄は好きでも、リカバリー銘柄やオールドエコノミー銘柄に今更興味なんかないです。

コロナ騒動で世の中に起きている変化って、その多くは元々ジワジワと社会に広がっていた変化がコロナきっかけに加速しただけじゃないんですかね?リカバリー銘柄はリカバリーなんかしないと思うし、なんだかんだでコロナ相場引っ張った銘柄の後塵を拝し続けると思います。

でも、私の場合は今個別株のポジションが大きすぎるんでリバランスが必要。何をいつ買うかではなく、何をいつ売るかを考えなければいけない立場なので苦しいところではあります。

かといって現金厚めに持つ気もない

まあ、かといって現金ポジション厚めに持つというのもちょっと好きじゃないんですよね。「押し目狙いに押し目なし」って言葉もありますが、下がったら買おうなんて思っていても、いつ下がるかなんて誰にも分かりません。あまり待つ期間が長すぎると、その間に得られる配当や値上がり益等の果実にもありつけなくなります。

そしてまあ、何より、私は国が発行した現金なんてものを一切信用していないので、キャッシュポジションなんか持つと逆に不安になるんですよね。