ワクチン接種はお早めに
ワクチン打つのは若ければ若いほど良い!
ワクチンといっても、covid-19のワクチンじゃありません。投資のワクチンです。
金持ち中高年の投資初心者は危険
痛い中高年が投資SNSで増殖中
私がこき下ろしてきたような…イキった投資家に若い投資家だけでなく、結構中高年も含まれている感じなんですね。
これがまたイタい。若いならまだしも、中高年でこんな思考回路してるなんてイタすぎます。
初心者だと言いながら、個別株にいきなり一気に何千万円も突っ込んでいる人もチラホラ見かけます。
しかも、そんな人に限って、コロナ相場が始まってもう1年も経つのに、今頃になってからこの1年で爆上げしてきたGAFAMをはじめとした大手ITや半導体銘柄に入ってきていたりして、乗り遅れ感と高値追い感が半端ないんです。
もちろん、後になってみたら今はまだ割安だった…なんて話もあり得ますが、それは後になってみないと誰にも分らないものです。
仮に私が今からこうした銘柄に入っていくのなら、高値掴みのリスク考慮して最低でも数回に分けてある程度時間分散させた形で資金投入しますが、彼らは投資の怖さ知らないし自分の無力さも知らないんで、そんな頭全くない。
焼かれなければいいけど。余計なお世話か。
失敗経験が人を強くする
そんな人達に色々理屈で説明しても、理解はできても納得はできないんですよ。本読んで勉強しても同じ。人間とはそういうものなんです。
だから、一度失敗経験をしないと人は学べないし、失敗経験あってこそ成長できます。仕事でも投資でもみんなそうです。
投資スキルと資産額が釣り合っていないヤバさ
中高年初心者の何がヤバいって投資スキルと資産額が全く釣り合っていないことです。
これからマトモな投資家になろうとした場合、どこかで必ず失敗経験や痛い思いする必要がありますが、なまじ資産額が大きいので失敗したときの影響が怪我では済まないんです。
それに若くもないんで、「失敗してもまた稼げばいい」という理屈も通用しません。中高年が投資で失敗すると致命傷になりかねないです。
じゃあ、少額で始めれば良いじゃないかという意見もあるかと思いますが、金持ちが少額で失敗しても痛みを感じないため、失敗経験してもワクチンとしての効果がほとんどないんですよね。
これでは失敗経験噛みしめて成長するかというと疑問です。
若いうちに大損の経験を
投資を始めるのは若ければ若いほど良いです。お金は持っていないけど未来はあるって状況で初心者時代を過ごせるから。
元々お金持っていないから大損しても損失はたかが知れています。でも、その何割かを投資で失ったとなればそれなりに痛みも感じるし、自分の無力さだって思い知ります。
これが大事。
人生の先が長いんだから、例えスッカラカンになってもまた働いて資産を築きなおすことだってできます。
私は学生時代にワクチン接種した
学生時代に仕手株で50万円失う
実は、20代半ばで本格的に投資家デビューを果たす前に、私も一度投資をやったことがありました。
大学生の時にアルバイトで貯めたお金をジャスダックの仕手株に投入しました。低位で値動き激しくて、手っ取り早く利ザヤが取れるんじゃないかと思って。
下がってきたなと思った時に買ったら、もっと下がって含み損抱えたまま何か月も停滞。いつか戻るんじゃないかと思って持ち続けていたら、ライブドアショックが起こった余波で株価が一桁台まで暴落。その後、大損こいての撤退となりました。
確か、トータルで50万円ぐらい失ったんじゃないかな?
でも安い授業料だった
この経験があったからこそ、投資の怖さや自分の無力さを知ることができて、会社員になって本格的に投資始める時には、無用なリスクを取らずにインデックス系投資信託から入っていくという選択ができました。
短期投資はプロも参加するゼロサムゲームで個人投資家には勝ち目が薄いこと、人間は理屈で行動できない生き物だということ、先に何が起こるかなんて誰にも分らないこと、痛い目に遭ったおかげで良くわかったんです。
この辺は自分でも分かっているつもりだったけど、ちっとも分かっていませんでした。分かっていないことすらも。
その後、センスないなりにもマトモな投資家にはなれて、安めの家が買える程度には儲けることができたので、50万円なんて安い授業料だったと思っています。