次のパーティが静かに開幕
こんにちは、そしてこんばんは。窓際投資家です。
米国や欧州の利上げにより、去年は株式をはじめとした多くの投資対象がフルボッコにやられました。
そして、去年の秋には総悲観ムードになり、年明けぐらいからはそれを通り越し、一般人の間や一般向けメディアで投資の話題が出ることさえなくなりました。
ここで私は…
米国や欧州の金利に天井が見えてきたこと、
世間が無関心になったときに市場はひっそり反転することが多いこと
を鑑みて、
「ここらが底では?」
と考え、年明けにミーム株やハイパーグロース株※のウエートを大きくして勝負に出たことは、以前記事にしました。
※実績ではなく、ほとんど将来への期待のみで買われる株
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で、今どうなったのか。
あの時、私が買い増しした銘柄が今どうなってるのか見ていきたい。
ジワジワとではありますが、結構利益乗ってきましたよ。
反転したミーム株・ハイパーグロース株
まずはSea(NYSE:SE)です。
そして、ショッピファイ(NYSE:SHOP)。
そして、ペイパル(NASDAQ:PYPL)。
まぁ…お三方ともに、2年の俯瞰で見るとなかなか酷いものです。
利上げの影響をモロに受ける性格の銘柄ですし、致し方ないところもありますね。
私自身、これらの銘柄は前々から持っていて、暴落前に一部利益確定していたものの、残存部隊がガッツリやられた感じです。
後になればいくらでも言えるんですが、もっと利益確定しときゃ良かったと今では思います。
逆風承知で持ち続けていた感じだけど、米国や欧州の利上げの本気度を舐めてました。これは私の反省点です。
ただです。
この半年分を拡大すると、大分印象が変わります。
まずはSea。
そして、ショッピファイ。
最後にペイパル。
Seaとショッピファイに関しては、山あり谷ありですが、山はピークを切り上げ、谷もボトムを切り上げ、既に綺麗な上昇トレンドができてきています。
ペイパルに関しても、去年の年末に一度掘って反発した後に反落したものの、年末ほども掘らずに底を切り上げました。これも先高観あると見て良いような。
ビットコインも反転
余談ですが、仮想通貨の話も久しぶりにしていきたい。
2年ぐらい前はブログ村の仮想通貨界隈はお祭り騒ぎでしたが、今ではすっかり静かになっています。
でもね、株式だけではなく、ビットコインも反転してますよぉ~。
底値から見たら、倍近いところまで来ました。
まあ、ビットコインに関しては、私は売られたタイミングでの買い増しはしてません。
前々から持っていた分を放置してただけです。
その前々から持っていた分にしても、大したポジションじゃありません。
前も書きましたが、正直、私は仮想通貨なんてものに関しては半信半疑です。
なんで、
「ひょっとしたら」
という気持ちから、全戦力の1%だけで味見程度に買っているだけなんで。
そうは言っても、ミーム株と同じかそれ以上に金利上昇局面に弱いハズの仮想通貨が反発して、底ねから倍近くにまで来ていることは、今後の市場を占う上で重要な気がしています。
次のパーティーは静かに開幕
金利はまだまだ高いし、追加の利上げもまだ少しはありそうな状況ですが、市場は未来を折り込みます。
ハイパーグロースにしても、仮想通貨にしても、利上げに弱い資産のパフォーマンスが、ここ何ヶ月かは非常に良いです。
こうした状況から私は
年始あたりを底に市場は反転して、次のパーティが静かに始まった
と判断しました。
市場は、
利上げ終了
と、その先にいつかは来るであろう、
利下げ
を見越して既に動き始めたと見ています。
だけど、
このことに触れるブロガーもメディアも非常に少ないんですよねぇ。
でもこれ、リーマンショックのときもそうでしたが、市場が底打ちするときはいつもそう。
市場が底打ちして反発する時って、凄い静かなんですよ。
あとね、自分で言うのもアレだけど、
そして、余談ですが、
これ、私が協調性のない社会不適合者だからこそできる芸当だと思ってます。
他人の感情に対する共感があって、世間の雰囲気に流されるリア充にはこんなのできません。
この世界、他人の感情や世間の雰囲気への共感や協調性なんてあったら、
お祭り騒ぎに乗せられて高値で掴まされ、
総悲観ムードに耐えられず安値で投げる
…そうやって養分になるのがオチですからね。
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私は今このタイミングで、弾薬をたんまり買い込みました。
リア充達がパーティに遅れてやってきたら、たんまり浴びせてやるつもりです。
散々リア充に虐げられてきた社会不適合者のささやかな復讐です。