投資本読む前にこの科目の復習をやれ!
お疲れ様です。
窓際投資家です。
以前言った通り、
「学生時代、ガリ勉なんかしてないで、もっと自然体で過ごしていれば良かった」
と、後悔交じりに思っている私ですが、それでも、
「これは勉強してて役にたったな」
と、今振り返って思えるものも、それなりにはあります。主に投資家の立場から。
ということで、今日は、
窓際族が考える、
投資本読む前に、学生時代にやってたこの科目の復習したら良いんじゃない?
1~3位
を発表していきたい。
3位 今流行りのアレ
3位は
英語というか語学。
日本はオワコンとの考えから、日本関連のものに一切投資する気のない自分の場合、必然的に海外の投資対象を物色することになります。
そうなると、やっぱり語学力がものを言います。
海外投資をやりたいなら、日本語で発信された2次情報ではなく、現地の1次情報取ってくることが大事なんで。
ただし、私が投資を始めた十数年前とは違い、最近は翻訳アプリの能力がかなり上がってきました。
10年前ぐらいまでは性能悪くて使いモノにならなかった印象ですが、ここ最近は、全く知らない言語で書かれた文書やHPでも、翻訳アプリ使えば8分方は読めちゃいます。
でまた、投資で必要なのは、ほぼ、読む力のみ。
生身の人間とやりとりする必要に迫られることはほぼありません。
なんでもう…翻訳アプリで大体どうにかなっちゃう。
そんな状況なんで、今は少々語学できてもそこまで優位性ない気がしますね。
もし語学が苦手なら、「翻訳アプリ使ってしまえ」と割り切って良いようには思います。
ただですよ、そうはいっても、汎用アプリ使ってると、ニッチな分野特有の言い回しや用語だと、今でも誤訳が多いです。
下手したら、そのまま英語で読んだほうが読みやすかったりします。
私の投資関連だと、アンティークコインコレクターが使う用語とかがそれにあたります。
翻訳アプリ使ってもかなりビミョーな日本語にしかならず、私なんぞはいつも四苦八苦しながら英語のまま読んでます。
最近は特定分野向けに作り込まれた翻訳アプリがリリースされてきてるみたいですが、それも、医療分野とか財務・会計とか、メジャーなものの優先度が高いハズなんで、マニアックなものになると後回しのハズ。
そういう事情を考えたら、今でも語学力はあるに越したことはないかなぁと思います。
2位 苦手意識持つ人多いあの科目
で、2位は
数学。
結局、経済も、財務も、会計も、数学です。
指数関数分からないと、複利の概念が理解できません。
数列や級数が分からないと、信用創造の概念も理解できません。
とは言っても、中学レベル、もしくは高校の文系レベルの話が理解できてれば、何も問題ないとは思いますけどね。
若干余談だけど…
日本の場合、経済学部出てる癖に、理系出身の私より経済リテラシーが低いという、笑えない連中が難関大出身者も含めてかなりいます。
お前、何してたの?って感じですよね。
個人的には、入試で数学が課されない経済学部が、難関大も含めて少なくないこともこの一因なんかなと思ったりします。
そういう大学って、入学後の教育もそれなりの内容にならざるを得んのでね。
1位 マイナー科目扱いされがち
そして、ダントツの1位は…
歴史。
これ、学生の間では「余計な科目」と見られがちじゃないですか?
私自身も学生のときは、好きではあったんですが、そう思ってもいました。
「こんなの勉強してもカネにならんよな」
「面白いけど、これ、ワザワザ学校で教えることか?」
って。
でもね、社会人になって、そして、投資家になり、考えが180度変わりました。
歴史を知っておくのって、投資判断下す上で、ひいては、上手く立ち回ってコスパよく生きる上でも、めっちゃ重要。
私は当ブログで、度々こういう趣旨の発言してます。
人間って何度痛い目に遭っても、性懲りもなく同じことする筋金入りの馬鹿。
ニュース見てても気分悪くなるし、これマジでなんとかならんのか!?
でも、そんな馬鹿のお陰で自分は美味しい思いができている。
歴史の何が良いって、人間の性が分かるんです。
歴史って、膨大なケーススタディの集まりなんでね。
で、ある程度のレベルになれば…
登場人物の名前が変わるだけで、いつの時代でも、どこの国でも、似たような事を繰り返してる。
その一方で、地域によってずっと変わらない一定の癖がある。
というのが見えてくるんです。これ、重要。
こういう目で日々の政治や経済のニュースを見ていたら、
「性懲りもなく、またアホなことを…」
と思うことがしょっちゅうあるはず。そこに投資のチャンスが隠れているし、もっと広く言えば、上手く立ち回って生きるためのヒントが含まれています。
とは言えですね、私ども社会人には、今さらテストで高得点取る必要などありません。
それ故、受験勉強にありがちな、キーワードや年号の詰め込み、さらには、選択問題のひっかけを見抜くための無駄に細かい知識、そういうのには何の意味もありません。
全体の流れを物語として理解できてれば全く問題なし。
その意味では、学生時代の教科書や参考書を引っ張り出してきて勉強し直すより、興味持てそうな史実をもとにした小説、漫画、映画、ドラマあたり見てた方が、少なくとも社会人にとっては有益な気がします。
とは言え、自分は全く勉強なんかしてない…(恥)
とまぁ、偉そうに他人に対して「勉強しろ」と言ってみたものの、何を隠そう、私自身が大学以降、ガッツリと学習性無力感に苛まれてほとんど勉強らしい勉強はしておりません(爆)
歴史だけは好きなんで、歴史ネタのYouTube動画を見たり、歴史関連の記事をネットサーフィンで読んだり、歴史小説買ったり…ってのを頻繁にしてるんで、例外的に「勉強してる」と言えるのかもしれませんけどね。
ただねぇ、確かに、学生時代にある程度力入れて叩き込んでおいたら、その後サボっても忘れないってのは感じますね。
私なんかは、盛大にサボっていた大学の内容はスッカラカンになってますが、ガリ勉やってた中高の内容に関して、全然メンテしてなくてもかなり覚えてますもん。
そういう意味では勉強頑張ったことにも一定のメリットはあったんですよね。得たものより失ったものが多かったのが問題だっただけで。