茄子は子供に贈与→ジュニアNISA
こんにちは、そして、こんばんは。窓際投資家です。
もうすぐ茄子が出ます。
茄子は子供に生前贈与した上で、ジュニアNISAにぶち込みます。
ジュニアNISAでは日本除外の世界株式型インデックス投信(通称オルカン)でも買って、しっかりキャピタルフライトさせます!
生前贈与や相続が
「格差を固定化させる恐れがある」
なんて言われて、課税強化の流れです。
個人的には全くふざけた話だと思うんですが、現実問題として、私がここでいくら吠えたところで何も変わりません。
将来的にどこまで課税強化されるのか悪い意味で未知数なんで、贈与できるうちにガンガン贈与をかけていこうと思います。
また相続税が実質増税
相続税は2015年にも控除枠が大幅に縮小されて増税されてますが、元々課税対象者がそう多くなくて大きな反発が出ないのを良いことに、また2024年から?増税する流れです。
多数決でモノ決める民主主義国家はこれだから嫌だ…。
気にしてニュース見ている人には「釈迦に説法」でしょうが、今回の増税内容に一応触れておきます。
生前贈与は年間110万円までであれば、税金はかかりません。
これを利用して、110万円以内、もしくは110万円を少し超える金額の生前贈与を行っていくことで相続財産の圧縮を狙うのは節税の基本の「き」です。
ただ、
「余命いくばくもない」と分かった時点で慌てて贈与
みたいなアンフェアなやり方をさせないために、元々
「死亡する3年前までに生前贈与された財産は相続財産に含めて相続税を計算する」
というルールがあったのが、この記事書いてる時点ではっきり決まった訳じゃないですが、この持ち戻し期間3年を7年に延長する方針なのだそうです。
そして、将来的には、「相続と贈与の一体化」と称し、これを一生涯に拡大する考えもあるのだとか。
これ、相続税の控除枠拡大がセットで行われないなら、実質結構な増税です。
…ということで、完全に、政府が狙うは
暦年贈与潰し
ですね。
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言いたいことは山ほどある
私が仮に今死んでも、かかってくる相続税なんて全相続財産のたかが数%以内の話です。
ただ、それは「今」死ねばの話です。
将来的に、実家が持つ家や土地を相続した上での相続となると、今の税制のままでも結構えげつないことになりそうだし、将来的に増税が繰り返されるようだと、もっと酷いことになるかも。
ってか、個人的には相続税や贈与税って滅茶苦茶問題のある税金だと思うんだよな。
こんな過疎ブログで吠えても仕方がないのは重々承知だけど、思いっきり吠えてストレス発散と行きたい。
- 高々2~3兆円の税収しかないのに、その税務調査に人件費使い過ぎ
- 本当の金持ちは優秀な税理士やプライベートバンカー使ってどうせ逃げるし、ガチで追い詰めたら海外に逃げるだけ
- 金持ちに逃げられれば国力が低下して結局は税収も減る
- 実態として、優秀な用心棒を雇って武装するのが割に合わない上位中間層ばかりがこの税金を払うことになる
- 仮に金持ちを潰したからって貧乏人が豊かになる訳じゃない
- 金持ちになるメリットを用意しておかないと、能力ある人がその能力を世の中のために使ってくれない
- 世襲が前提で代々継承されている伝統文化や伝統芸があったりするけど、相続税がそういう地方の文化や地場産業を破壊する
- 適正に税金を払って貯めた財産にもう一度課税なんて二重課税じゃないのか
- あまり度が過ぎれば私有財産制の否定になる
こんなクソみたいな税金を、
数が多くてストックを持たない都市部庶民のガス抜きのために、
課税対象者が少なくて反発が出ないのを良いことに、
事あるごとに増税してきよるんですよねぇ…。
何だよ、このやり方。
あとは、固定資産税とかもそうですが、
十分な給料等のフローがない庶民に、高額な税金が降りかかるケースが少なくない
というのも問題だと思います。
都会の家庭で育った人にはピンと来ないかもですが、私みたいに実家が代々の田畑を持っていたりする場合は割と切実な問題だったりするんですよ。
うちの実家…というか私自身もですけど、別に高給取りじゃないし、リッチな生活してるわけでもありません。
むしろ逆に、うちの父親なんかはブラック企業戦士だったので、私が子供の頃なんかは貧乏じゃないにしても平均的な家庭より遥かに質素に暮らしていました。(元々両親が倹約家だというのもあったけど)
だけど、土地があるせいで、固定資産税や相続税にはずっと苦しめられてきたんですよねぇ…。
その土地ってのも完全に負動産で資産価値としてはマイナス。
立地が悪いせいで売るに売れないシロモノです。
こんなシロモノが、な・ぜ・か 「それなりの資産評価額ですよ」となって税金を請求されるんですよね。
「投資目的や投機目的で不動産を買った」なんて話では全くないし、
実態として、
「昔からそこに住んでいた」というだけのただの庶民です。
ここに高額な税金の取り立てが来るんですよ。
フローがないところに税の取り立てが来る上に、ストックを換金しようにもできない
ってのは無茶苦茶えげつないですよ。
同じような境遇の近所の人に聞いた話では、固定資産税評価額を見て、
「〇〇円の価値がある」ってお前ら査定してんだろ?
だったら、この土地、もうこの値段で〇〇市が買ってくれない?
と、市の職員に言ったそうだけど、案の定というか、
「それはできない」
と言われたそうです。
そういや、タワマン上層階を利用した相続税の
「過度な節税」
が横行していることから、
「適正化を図るため」
課税評価額を算出する基準を見直すというニュースがありましたね。
まぁ、「適正化」なら、するんならしたら良いけどさ…
政府が得する方向の「適正化」はめっちゃスピーディにやる癖に、損する方向の「適正化」はちっともやらないのはなぜ??
負動産の評価額見直し、はよ~
暦年贈与ができなくなる前に
…とまぁ、私がいくら吠えてみたところで、
政治家や官僚のお偉いさん方はこんな過疎ブログ誰も見ていないだろうし、
万が一見ていたとしても、
相続税や贈与税が切実な問題になる人の数はそう多くありません。
そもそも論として、最近は結婚しない人や子供いない人が多いし、そんな人にとっては知ったこっちゃない話だろうし、こういう人が多数派です。
故に、私のような人種に媚びたところで、票にならないからスルーでしょう。
悔しいけど、これが民主主義国家ってヤツですよ。
そうなると、こっちとしては、もう…
「上に政策あれば、下に対策あり」
で、中国人を見習って対策していくしかありません。
という訳で、今年の冬のボーナスは長女ちゃんに生前贈与の上、年が明けたらジュニアNISAに突っ込みます。
買うのは…私が大好きな日本除外のオルカンです。
まずは、暦年贈与ができるうちにガンガンかましときます!