高配当株≒クソ株

NISA口座で買われている国内株式のランキングが出ていました。

1位 武田薬品

2位 花王

3位 日本航空

4位 ソフトバンク

5位 三菱UFJフィナンシャルグループ

引用元:【NISA口座】みんなが買っている人気の銘柄は?2021年2/1~2/5までにSBI証券で買われた国内株式の買付金額ランキングを大公開!|NISAで人気の株・投資信託ランキング[2021年]|ザイ・オンライン (diamond.jp)
個人投資家に人気の銘柄の傾向
  1. 逆張り
  2. 高配当

という傾向が見て取れます。また、日本航空や全日空みたいな業績どん底銘柄も多く、バーゲンハント狙っているのが分かりますね。そして公共・インフラ系や銀行などの手堅いと言われている(いた)銘柄が多いですよね。

いやぁ、個人投資家が負けるのも納得。こんなの買ってたらそら勝てないわ、、、と言うのが正直な感想です。

シーゲル流割安高配当株投資はワークしていない

私も、かつてはジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」に書かれてる割安高配当狙いの投資をした時期がありました。ですが、これが全くの失敗でした。失敗するパターンも全銘柄似ていて、配当は良いものの元本がジリ貧になっていきトータルリターンで損をするというヤツです。

なぜこうなるのか、理由は検証中としか言えませんが、少なくとも私が投資をやってきたこの10年の相場環境にこの投資法はマッチしていないということは言えそうです。

失敗に気づいて絶望する人

でもよく考えたら、割安高配当株って結構リスキーだよなとここ数年思うようになりました。

割安株投資に関する考えは以前に書きましたが、株価が急落した銘柄に対する考えや対処も基本的には同じで良いと思います。リンクはこちら→安易に割安株に手を出すな

今回は、高配当株も構造的にクソ株が多いですよというお話をします。

高配当株投資は慎重に

配当利回りでトータルリターンが変わるわけではない

配当を払えばその分企業のキャッシュが減り、企業価値が下がるため株価にはマイナスとなります。よって、同じ業績で同じ財務状況の会社であれば、配当を出そうが出すまいがトータルリターンは理論上変わりません。

高配当なのは配当に対して株価が低いから

高配当というのは、もちろん株価の割に配当をたくさん払ってくれるということですが、逆の見方もできます。高配当払うなら本当はもっと株価高いはずで、これもある意味での安値放置銘柄です

株価が低迷するのには理由がある

割安株投資についての考えでも言いましたが、この場合も配当に比して安い株価に放置されるだけの原因や爆弾を必ず抱えています。

事業に成長性があれば配当を出さず投資する

そして何より、事業に成長性があってお金の使い方が上手な会社なら、配当を払わずに事業に投資しているはずです。そうしてくれた方が企業価値が上がってそれが株価に反映もされるんで、株主としてもリターンが大きいんです。

それをやらないということは、基本的にはもう事業に上がり目がない会社ということができます。

もっとも、下手な投資するぐらいなら配当払ってくれた方がリターン大きかったという事例も多いようなんですがね…。いずれにしても、配当利回り以外もしっかり見極めて買わないと損しますよということです。

初心者はこんな株を

インデックスファンドは鉄板

まずはインデックスファンドをドルコスト平均法で買うのが絶対です。理由はディフェンシブ株買うぐらいなら…に書いています。ていうか、長期的に見たらこれが鉄板。

ガッツポーズする成功者

個別株は株価が上昇トレンドに乗った銘柄

そこから先は、今回紹介したランキングの傾向と逆のことやれば割と手っ取り早く儲かります。

儲かる銘柄の傾向
  1. 順張り
  2. 低配当
  3. 好業績(或いは、赤字出しながらも売上等が成長を続けている)

極端に急騰した銘柄はともかくとして、年率10数%ジワジワ上げ続けてるような銘柄に多少後追いになっても良いので入っていくというやり方が割とこの10年は有効な傾向が続いています。私はシーゲル流からトレンドフォロー戦略に変更してから明らかにリターン良くなりました。

理由としては、後付けっぽくはなるけど、安易に割安株に手を出すなで説明した割安株の特性と逆の理由だと思ってます。この手の株は高値掴み怖くなりますが、構造的にクソ株率は低いと言えます。銘柄の分析が十分にできない初心者なら、こういう目線で選んだ方がいっそ無難ですよ。

何度も言いますが、投資は人気投票。他人が欲しがるもの買ってなんぼの世界ですよ。